第85話
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜ラエドア城・謁見の間〜
「「「全員、俺に続け!!」」」
戦闘が開始されるとリウイ、ウィル、ヴァイスは大号令をかけて仲間達の闘志を高め
「ルリエンよ……私達に守りの加護を!防護の聖域!!」
「貴方達に祝福を!聖賢領域の付術!!」
「荒ぶる風よ……俺達に力を貸せ!加速・広範囲!!」
シルフィエッタ、サティア、セリカは魔術で仲間達のさまざまな能力を上昇させ
「すぅぅぅぅぅぅ………………ハアァァァァァッ!!」
「オォォォォォ………ハアッ!!」
「グオオオオオオオオ――――――ッ!!」
ナユタとハイシェラはそれぞれ自らの能力を大幅に上げるクラフトを使って上昇した能力をさらに高め、2人に続くようにカファルーは荒ぶる雄たけびによって自らを鼓舞すると同時に纏っている炎の威力をより一層増加させるクラフト―――炎獣王の咆哮を吠えて、自分の攻撃、炎の威力を倍増させた!
「そらっ!!」
「ソニックウェイヴ!!」
「せいっ!!」
そして仲間達の号令や魔術によって大幅に能力が上がったケビン、アドル、エステルはそれぞれ遠距離攻撃を一斉にイグナートに向かって放ち
「深淵なる闇に呑まれなさい!ヴォア・ラクテ!!」
「まずは小手調べだ……!光槍神撃!!」
「聖なる槍に貫かれなさい!ホーリージャベリン!!」
「凍てつく冬の槍!クリスタルランス!!」
3人に続くようにセオビット、アスモデウス、エレナ、ノイはそれぞれ魔術やアーツを一斉に放った。7人が放った一斉攻撃はイグナートに向かって行ったその時!
「小賢しい!」
イグナートは短い詠唱をした後、自分の目の前に巨大な雷を発生させて自分に襲い掛かって来た遠距離攻撃を全て打消し
「フン、群がる雑魚共は消えるがいい。降り注ぐがいい!暗黒の雷よ!!深淵の雷雨!!」
さらに暗黒の雷を雨のように敵に放つ魔術―――深淵の雷雨を放った。イグナートの魔術によって発生した暗黒の雷が雨のようにケビン達に襲い掛かり、それを見たサティアやアスモデウスは結界を貼ろうとしたが
「私に任せて!四季にその身を任せ、見守る空の力よ、私達を包みたまえ!震天のルーン!!」
ノイが”季節”と”空”の力を借り、絶対防壁を張り、さらに術者が発動している間仲間達が受けた魔法攻撃の一部を還元して、回復させる”アーツ”の中でも”究極”と言われるアーツ、”マスターアーツ”の一つ―――震天のルーンで全員に絶対防壁を貼って防いだ!
「ほう………あの身体でこの場にいる全員にあれほどの結界を貼るとは……」
「凄いよ、ノイ!これがノイの本当の力なのかい!?」
ノイが貼った絶対防壁を見たアスモデウスは感心し、ナユタは驚いた後嬉し
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ