第84話
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ト―――フェヒテンケニヒとロードケニヒを放って触手を破壊し
「炎の精霊よ!邪を焼き払って!メルカーナの轟炎!!」
シルフィエッタは高位の魔術を放って触手を焼き払い
「雷光!紅燐剣!!」
セリカは魔法剣技を放って、触手を消滅させた!ケビン達の攻撃によって消滅した触手だったが、ティリの傍にいる岩塊から次々と新たな触手達が発生した!
「なっ!?」
「無駄だ。いくら攻撃しようと貴様らでは我が主を滅することはできん。無駄なあがきはやめて主の糧となるがいい。」
新たに発生した触手達を見て驚いたエステルに向かってティリは冷酷な視線を向けて言った。すると岩塊から再び触手が複数現れ、新たに現れた怨霊や不死者達と共に分散してケビン達に向かって行った!
「……どうやら敵も考えているようだね……」
「ああ。中央、右翼、左翼の3部隊に分かれて迎撃すべきだな。」
敵達の行動を見たウィルは警戒した様子で呟き、ヴァイスはウィルの言葉に頷いた。
「……なら中央は俺と”神殺し”が相手する。中央が一番敵の数が多いから、俺達が受け持つべきだろう。いいな?”神殺し”。」
「ああ。」
ヴァイスの提案を聞いたリウイは頷いて提案した後セリカに視線を向けて尋ね、尋ねられたセリカは静かに頷き
「じゃあ、右翼は俺が指揮をするよ。メンバーはそうだな……エステル、セオビット、ケビンさん。力を貸してくれるかい?」
「オッケー!!」
「別にいいわよ。」
「後ろからの援護は任せとき。」
さらにウィルは名乗り上げた後エステルとセオビット、ケビンに順番に視線を向けて、視線を向けられた3人は頷き
「なら俺は左翼で残りのメンバーを指揮する。構わないな、みんな?」
「わかった。」
「はい。」
「了解なの。」
「お願いします。」
「足を引っ張らないよう、精一杯頑張ります。」
最後にヴァイスが名乗り上げた後、残りのメンバー―――アドル、エレナ、ノイ、ナユタ、シルフィエッタを順番に見回した後尋ね、尋ねられた5人はそれぞれ頷いた。
「―――よし。展開!!」
「応!!」
そしてリウイの号令を切っ掛けにそれぞれ中央、右翼、左翼の部隊に分かれて戦闘を再開した!3部隊に分かれたリウイ達はそれぞれ最後方で集中しているサティアに敵がいかないようにそれぞれ攻撃を放って、襲い掛かって来る魔物や触手達を滅し続けていた!
「エステルは怨霊達の相手を!セオビットは触手達の対処を!俺とケビンさんは不死者達を相手する!それとエステルとケビンさん!君達は俺と共に時々アーツで触手達を攻撃、セオビットは触手達に止めを!」
「わかったわ!」
「死者を成仏させるのが本来オ
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