第82話
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は………この裏切り者め!あの方の娘であったから貴様の侮辱にも今まで耐えていたが………それもようやく終わる!ザルフ=グレイスの”大将軍”たるこの我の手で直々に滅してやろう……!」
「おいおい。殺すなら俺達にくれよ。……一度犯したいと思っていたんだからな。」
「あらあら……良い男が勢ぞろいしているじゃない……フフ……戦なんてやめて私達と気持ちよくなりましょう?」
一方飛天魔は鼻を鳴らした後殺気を纏ってセオビットを睨み、ゴブリンは醜悪な笑みを浮かべてセオビットを見つめ、睡魔はリウイやセリカ達を見回して魅惑的な笑みを浮かべた。
「……知り合いか?」
「……スティスニア、ピクテース、ヴォーヴァ……ザルフ=グレイスの軍を率いる将達よ。ま、誰がどの名前かは忘れたけどね……雑魚の名前を覚えるつもりもなかったし。」
リウイに尋ねられたセオビットは答えた後、飛天魔―――スティスニア達に嘲笑を向けた。
「貴様っ!どこまで我を愚弄するつもりだ……!貴様はこの我の手で必ず仕留めてくれる……!」
セオビットの言葉を聞いたスティスニアは激昂して連接剣を構えてセオビットを睨み
「クク………あの方の前にお前達を連れて行く前に親娘揃って犯してやるよ……!」
ゴブリン―――ヴォーヴァは醜悪な笑みを浮かべて斧と盾を構え
「フフ……あの方のお気に入りの貴女だけは殺さないから安心しなさい、シルフィエッタ。貴女はあの方の道具の一つなのだから。」
睡魔―――ピクテースは妖しい笑みを浮かべた後グローブを付けた両手を構えた!
「黙りなさい!私はもうあの男の……イグナートの道具にはならない!娘と……闇の中にも優しさや気高さがある事を教えてくれた人と一緒に新たな道を進む為に貴女達は消えなさい!ザルフ=グレイスの魔族達よ!」
そしてシルフィエッタはピクテース達を睨んで叫んだ後、仲間達と共に武器を構え
「貴女達如きがこの私に決して敵わない事を直々に教えてあげるわ!」
セオビットも叫んで武器を構えた!
「我が覇道を阻む者は例え同族であろうと滅するのみ!死にたい者からかかって来い……!」
「総員、目の前の障害を全て排除するぞ!」
「みんな、行くぞ!!」
そして仲間達と同じように武器を構えたリウイは全身に覇気を纏って叫び、ヴァイスとウィルは仲間達に号令をかけ
「応!!」
2人の号令を合図にケビン達は戦闘を開始した!
こうしてケビン達はザルフ=グレイスの将達率いる魔物や魔族の軍勢との戦闘を開始した………!
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