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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第82話
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駆け出し

「「アルス・ノヴァ!!」」

2人はコンビクラフトを放って、残っている敵達の一部を減らし

「これで決める!」

そしてウィルは自分の武器に無属性の魔力を付加させ

「アウエラスマッシュ――――ッ!!」

敵達の目の前に武器を叩き付けた!すると無属性の大爆発が起こり残り敵達を一掃した!しかしその時、新手の敵達の大群が召喚された!

「星芒よ……!今こそ道を切り開く光となれ……!参ります……!神極!星乱舞!!」

武器に高純粋エネルギー”アウエラ”を込めて解き放つウィルのSクラフト―――アウエラスマッシュが終わり、敵の援軍が現れると同時にサティアは”天秤の十字架(リブラクルース)”に最上位の星魔法を込めて華麗に舞うSクラフト―――神極星乱舞を放って援軍の敵達の内の一部を滅し

「千の棘をもってその身に絶望を刻み、塵となって無明の闇に消えるがいい………砕け、時の魔槍!!」

ケビンはSクラフトによる無数の魔槍を放って、援軍の敵達全体にダメージを与え

「これは驚いたな……皆、俺の予想以上の実力だ……」

その様子を見ていたヴァイスは驚きの表情で呟き

「……臆したか?」

そこにリウイが静かに問いかけた。

「フッ、まさか。敵ならともかく肩を並べて戦う仲間に何故臆さなければならない?」

リウイに問いかけられたヴァイスは静かな笑みを浮かべてリウイを見つめ

「………例えその仲間が”神殺し”や”古神”、そして”魔人”であってもか?」

見つめられたリウイは見定めるような視線でヴァイスを見つめた。

「仲間が何者であろうとそんな事はどうでもいいさ。……むしろ俺としては貴方を含め、彼らに俺達に協力してほしいくらいだ。」

「フッ……まさかかつてのメルキアにこれほどの人間がいたとはな………まあいい。行くぞ、ヴァイス。」

ヴァイスの答えを聞いたリウイは静かな笑みを浮かべた後ヴァイスを見つめ

「ああ……相手に教えてやろう……民を導く”皇族”の力を!」

見つめられたヴァイスは頷いてリウイと共に敵群を睨み

「当たっても知らないぞ!?ハアッ!!」

「フッ……それはこっちの台詞だ!セアッ!!」

2人は同時に空に向かって剣を振るった!すると2人の闘気によってできた無数の光と闇の剣が敵達とリウイとヴァイスの周りに降り注ぎ

「特攻するぞ……!」

「上等だ……!」

2人は降り注ぐ剣の雨の中を特攻して行き、ヴァイスは左下から右上に、リウイは右下から左上にクロスに斬り、駆け抜けた!その技は”覇王”の器を持つ者達が共に放つ協力技(コンビクラフト)!その技とは……!

「「駕王!閃裂交!!」」



リウイとヴァイスが放った協力技(コンビク
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