第81話
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かもしれないしな。リセルは”砲剣”の整備の為の魔導技術を知っているから、ある程度はわかるだろう?」
ウィルの答えを聞いたヴァイスは驚いた後、リセルを見つめて提案し
「そうですね………わかりました。ウィル殿、後でご教授の方、よろしくお願いします。」
提案されたリセルは頷いた後ウィルに頭を下げた。
「え、え〜と……別に大した事じゃないから頭を下げなくていいよ。」
一方ウィルは苦笑しながら答えた。その後ケビン達は周遊道に転移し、シルフィエッタとセオビットは石碑に手を触れてケビン達と共に新たな”試練”の場所に転移した。
〜宿命の城〜
「……!やっぱりここだったのね………」
「………まさかこんな形で帰ってくる事になるなんてね…………」
転移して来たシルフィエッタは周囲を見回して静かに呟き、セオビットは複雑そうな表情で呟いた。
「……その様子からするとかの”破戒の魔人”が拠点としていた場所か?」
2人の様子を見たリウイは真剣な表情で尋ねた。
「……はい。――――”ラエドア城”………”ザルフ=グレイス”の拠点でリガナールの悪夢が始まった城です…………」
「フム………となると”守護者”は恐らく予想通りの奴という事ですな………」
(クク……これだけ距離が離れていても感じるぞ……とてつもない”魔”の気が……!ハハハハハハ!たえぎってくるだの……!)
辛そうな表情で説明したシルフィエッタの話を聞いたケビンは真剣な表情で呟き、ハイシェラは不敵な笑みを浮かべていた。そしてシルフィエッタとセオビットは真剣な表情になってケビン達に振り返り
「……みんな。”守護者”は私の父だからと言って、遠慮をする必要はないわ。あの男との縁はとっくに切ったから遠慮なく戦って!」
「……皆さん………私達とあの男の因縁を断ち切る為にどうか力を貸してください……!」
セオビットはケビン達に叫び、シルフィエッタは頭を下げた!
「……”星杯騎士”としてそんな”外法”、ほっとく訳にはいかんしな。遠慮なく戦わせてもらうで!」
「人として……遊撃士として……全力で戦うわ!」
「僕も全力で戦うよ!」
「”ジェノス”の末裔として……人に仇名す”魔”を滅します!」
2人の言葉に答えるかのようにケビン、エステル、アドル、エレナはそれぞれ武器を空へ掲げて叫び
「勿論僕達も一緒に戦います!」
「みんなで力を合わせてやっつけるの!」
「……俺とイリーナが誓った”覇道”を阻むのなら相手が何者であろうと滅するのみ!」
「全ての種族が共存して行く為に………俺も全力で戦う!」
「皇族として………かの魔人を討つ!」
ケビン達に続くようにナユタは武器を空へ
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