第80話
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よく考えた方がいいと思います。」
「………どちらにせよシルフィエッタ姫達を連れてくる為にメンバーを編成し直さなあかんし、後は封印石も解放せなあかんから一端拠点に戻ろうか。」
そしてヨシュアの話を聞いたケビンは考え込んだ後提案し、庭園に転移し、そして封印石を解放した。
〜隠者の庭園〜
「それにしても次に現れる封印石の中の人達って一体誰なんだろう?」
「そうだね。リベル=アークのメンバーは全員いるし………もしかしてリウイ陛下やセリカさん達の知り合いかもしれないよ。」
封印石が解放された際にできる光を見つめながらエステルは首を傾げ、エステルの言葉に頷いたヨシュアはリウイやセリカに視線を向け
「………まあ、確かに俺達の知る者でまだ現れていない者達はいるが………その中に次の”守護者”と戦う際に必要と思われるほどの強さを持つ者は思い当たらないのだがな………」
「………俺も同じだ。」
(まあ、今の状況なら遥か昔の戦友達が現れてもおかしくないが、我が覚えている限りではその中にはそれほどの腕を持つ者等心当たりはないな。)
視線を向けられたリウイやセリカはそれぞれ静かに答え、ハイシェラも頷いた。
「………母様……その………大丈夫?多分、私達の”試練”で待ち受けている”守護者”は………」
一方セオビットは心配そうな表情でシルフィエッタを見つめた。
「……そうね…………正直不安だけど………それでも進まないと私達は元の世界に帰還できないしね………それに………いつかは終わらすべきだったのよ、あの男との因縁は。……セオビット。貴女の方こそ、大丈夫?かつては貴女が慕っていた”父”でしょう?」
見つめられたシルフィエッタは表情を青ざめさせていたが、やがて決意の表情になり、セオビットに尋ね返した。
「私はいいのよ。初めからあいつにただの”駒”扱いされていたのは知っていたから、愛想なんてとっくになくなっているわ。………それに今の私の”父”はリウイ様だし………私は決めたのよ。父様―――メンフィルと共に生きていく事を。」
「………そう………」
セオビットの決意を知ったシルフィエッタは微笑んだ。その時、2つの光は降りてきて、そこからある人物達が現れようとした!
「ぐ、軍服!?」
「………どうやら自分達と同じ存在のようだな……」
「ええ………少なくとも我々が知る国の紋章ではありませんね。という事は………」
現れようとした人物達の服装を見たエステルは驚き、ミュラーは真剣な表情で呟き、ユリアは頷いた後リウイ達に視線を向け
「あれ?あの紋章って………」
マリーニャは現れようとする人物達が装着している肩当てに付いている外套の同じ紋章を見て首を傾げ
「
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