第79話
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ヴェはヨシュアと共に武器を再び構え
「行くぞ、ヨシュア……!」
「了解………!ハアッ!!」
レーヴェの呼びかけに頷いたヨシュアは残像を残しながら上空に跳躍し、レーヴェは分身を一人作った後左右に分かれて散開した!
「ハアアアアアアアアアアアッ!!」
ヨシュアとレーヴェが散開した瞬間、トールは収束していた闘気をすざましいエネルギーとして解き放ち
「ハァァァァァァ………!!」
「なっ………!?グッ………!?」
攻撃を回避したヨシュアは飛び回りながら無数の分身達でトールを翻弄しながら次々と攻撃を加えて行き
「オォォォォォッ!!」
「グッ………!?」
レーヴェは分身と共にトールを挟み込んで激しい剣撃によって発生した衝撃波を次々と放ってトールにダメージを与え続けた!そして分身達がなくなったヨシュアと、同じように分身がなくなったレーヴェはトールを挟み込んで同時に斬りこんで、トールを駆け抜けた!その技は”漆黒の牙”と”剣帝”の2身一体の挟撃!その技とは……!
「「絶技!幻朧閃影陣!!」」
「…………見事だ………」
ヨシュアとレーヴェが放った協力技―――幻朧閃影陣を受けたトールは静かな笑みを浮かべて地面に膝をついて戦闘不能になった!
「ハア、ハア…………本当に手強かった………まさにかつてのレーヴェを相手にしている気分だったよ………」
一方技を放ち終わったヨシュアは今までの戦闘による疲労によって息を切らせながら呟き
「……そうだな……俺もかつての自分と戦っていた気分だった………だが……お蔭で俺自身を見つめ直すこともできた。フッ………奴との戦いは俺にとってもある意味”試練”だったな………」
そしてヨシュアの言葉に頷いたレーヴェは静かな笑みを浮かべた…………
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