第79話
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か”人”を試す為に力を求め一度”修羅”に堕ちた。」
静かな口調で語りだした。
「……!……………」
レーヴェの話を聞いたトールは一瞬驚いた後、すぐに表情を戻して黙って聞いていた。
「………だが………”力”だけを求めた先には何もないことを遺された者が教えてくれ…………その結果、俺に必要だったのは本当は何だったのかとその時にようやく気付いた。」
「………それは一体何だ?」
話を聞いていたトールは静かな笑みを浮かべて尋ね
「俺に必要だったのは力そのものではなく………あるべき未来を真剣に考え、共に力を合わせて掴もうとする強い意志と思いだ………!」
尋ねられたレーヴェは真剣な表情で叫んだ!
「レーヴェ…………」
レーヴェの言葉を聞いたヨシュアは微笑み
「………そうか………ならその意志と思いが………俺が持つ同じ意志と思いを超えられるか見せてみろ……!」
トールは静かな笑みを浮かべた後、真剣な表情で叫んだ!
「望む所だ………!」
トールの言葉に答えたレーヴェは鍔迫り合いの状態をやめて、一端下がり
「むん!聞くがいい………獅子の叫びを!おぉぉぉぉぉぉ………!!」
全身にすざましい闘気を纏わせた後、剣を地面に刺した!するとトールの身体は凍結し始めた。しかし!
「おぉぉぉぉぉっ!!」
トールは全身にすざましい闘気をさらに纏わせて凍結し始めた身体の氷を砕いた!
「せいっ!!」
「ハァァァァァァ………!!」
そしてレーヴェが放った高速の斬撃に対し、鉤爪を高速に振るって相殺した。一方レーヴェは天高くへと全身にすざましい闘気を纏わせながら跳躍した!するとレーヴェの姿は巨大な黒獅子の姿になり
「滅!獅子皇!!」
トールに突進した!
「皆………今こそ俺に力を貸してくれ………」
その時トールは異空間から白く輝く剣を取り出し
「おおおおおおおおっ!!」
剣にすざましい光を纏わせた後、剣を振るって光の衝撃波を突進して来るレーヴェに放った!するとトールの目の前まで突進して来たレーヴェに命中し大爆発が起こった!そして煙が晴れるとそこには……!
「グッ………!?」
大ダメージを負い、呻いているレーヴェが再び剣を構え直し
「クッ……………これで止めだ!おおおおおおおおおっ!!」
大爆発に巻き込まれ、大ダメージを負って吹っ飛ばされたトールが表情を歪めた後両手にすざましい闘気を収束し始めた!
「レーヴェ、大丈夫!?」
「……問題ない。それよりヨシュア……お前の力を貸してくれるか?」
「うん。………”漆黒の牙”と”剣帝”の力が合わさった時の力………彼に見せてあげよう!」
「………ああ。」
一方レー
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