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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第57話
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!!」

「アークス駆動―――ハイドロカノン!!」

エマとセレーネ、エリオットとユーシス、エリスはそれぞれ広範囲のクラフトやアーツで仲間達の攻撃でダメージを受けた多くの兵士達に追撃して戦闘不能にし

「むん!受けてみよ、剣帝の一撃を―――――鬼炎斬!!」

レーヴェは強烈な一撃でリィン達やフェリス達が討ち漏らした残り全ての兵士達を吹き飛ばして気絶させた!



「くっ、今は退けられるがこうも矢継早に来られたら……!」

「わたし達の体力が尽きてしまうかもしれないね……!」

戦闘が終わるとラウラは唇を噛みしめ、フィーは厳しい表情で呟いた。

「エリス、無理はするなよ?」

「疲れたらすぐに下がりなさい。無理は禁物よ。」

「大丈夫です!シグルーン様達に鍛えて頂いたお蔭で私も体力がつきましたから、私もまだまだ戦えます……!」

リィンとエリゼに心配されたエリスは連戦でありながらも、リィン達同様疲れていない様子で再びレイピアを構えた。



「……埒があかないわね。ヴィータもそうだけどエマ。特にアンタはできる限り霊力(マナ)を節約しながら戦いなさいよ。アンタには”空の女神”から授かった”伝説魔法(レジェンドアーツ)”があるんだからね。アレはヴァリマール達だけでは対処しきれない時の”切り札”として取っておく必要があるわ!」

「ええ、勿論わかっているわ……!」

「”伝説魔法(レジェンドアーツ)”……?しかも”空の女神”から授かったって……一体何があったのよ??」

セリーヌとエマの会話を聞いてある事に気付いたクロチルダは目を丸くして尋ね

「え、えっと……話せば長くなるのだけど……レグラムの遊撃士協会に応援に来たエステルさん達の”協力者”である”空の女神”――――エイドスさんが、私達がリィンさん達と合流してユミルに戻った時、別れ際に授けてくれたの。」

「………………そう言えばオーロックス峡谷で”神速”と”劫炎”がリィン君達に敗北して、その”劫炎”を負かした相手が”ブレイサーロード”達と”空の女神”と同じ名前の女性だという話は聞いていたけど…………ちょっと待って!?まさか本当に本物の”空の女神”がこのゼムリア大陸に降臨したって言うの!?それに何故エマに”伝説魔法(レジェンドアーツ)”を……いえ、それ以前に何故”空の女神”が遊撃士の手伝いをしているのよ!?」

(フウ……それを言いたいのは私の方ですよ。)

やがてエマの口から語られた驚愕の答えを聞くと混乱した様子で声を上げ、クロチルダの言葉を聞いたトマス教官は疲れた表情で溜息を吐いた。



「ア、アハハ…………さすがのクロチルダさんもエイドス様の事については驚いていますわね。」

「改めて思い返すと色々突込み所があ
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