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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第54話
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予想外の答えを聞いて呆けた。
「えっと……クロチルダさん、ベルフェゴールの”使徒”になる為に一体何を”対価”にしたのですか?」
「フフッ、ベルフェゴールの”使徒”になる為に提示された条件は『エリスを誘拐した罰としてご主人様の性奴隷になる事。その証拠として今夜ご主人様に貴女の処女を捧げなさい。当然奉仕も忘れないように♪』、よ。」
「…………………………」
クロチルダの答えを聞いたリィンは石化したかのように固まり
「ええええええええええええええええっ!?」
やがて我に返ると大声を上げた。
「ベ、ベベベベベ、ベルフェゴール!何でそんなとんでもない条件を出したんだ!?」
(あら、ヴィータがご主人様の性奴隷になれば、メンフィルもヴィータが絶対逃亡したり裏切ったりしないという保証も手に入る上ご主人様に対する償いという事で彼女に対する印象も良くなって処分の内容も少しはマシになるだろうし、第一エリスの件でご主人様に迷惑をかけたんだから、その”お詫び”としてご主人様に”自分自身を捧げて”もおかしくないでしょう?)
「あ、あのな…………俺はそこまでして償って貰いたいとは思っていないし、そもそも女性にとって大切な操をその人自身の意思を無視して奪っていい訳がないだろう!?」
ベルフェゴールの念話を聞いたリィンは脱力した後すぐに真剣な表情で指摘した。
(うふふ、それならご主人様専用の”娼婦”だと考えればいいじゃない。”娼婦”は好き嫌い関係なくお金の為に自分達の身体を男達に抱かせているんだから、似たようなものでしょう?)
「いや、それと今の状況とは話が全然違うだろ……」
(そ・れ・に♪ヴィータもご主人様に抱かれる事に満更じゃないわよ♪)
「へ…………」
ベルフェゴールの説明に呆れていたリィンだったが、クロチルダが自分に抱かれる事に忌避感を持っていない事を知ると呆けた表情をした。
「もう、目の前に極上の女がいるのに余所見をするなんて酷いわよ、リィン君♪これはその罰よ……ん……」
「!!!!!!??????」
そして自分に口付けされたリィンが混乱している中、クロチルダははその場で身に纏っている服を脱ぎ、大人の色気をさらけ出す漆黒のレースの下着だけの姿になり、リィンをベッドに押し倒した。
「ちょっ、クロチルダさん!?こんなの間違っていますよ!もっと自分の事を大切にしてください!」
(既に多くの女性と不埒な関係になっているマスターがそれを言う資格はないと思うのですが。)
(まあアリサ達と違って、接した期間が短いにも関わらずリィンと”そういう関係”になった私達もリィンの事を責められないと思うけどね……)
(ふふふ、私達を含めて一般の男性が一生
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