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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第九十五話 和平への道 (その1)
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将、貴官は来週には中将に昇進する。同盟は君の用兵家としての器量と才幹に期待している。私もだ、これからも助けてくれ」
「……」

辞表は受け入れてもらえなかった。いやそれどころか中将に昇進し、正規艦隊を指揮する事になった……。宇宙艦隊司令部の一部に出兵論が有る。これが彼の狙いか? 要塞を持ってくると見せかけて帝国領に同盟軍を誘引し、撃滅する?

恐ろしい男だ、イゼルローン要塞陥落、司令長官になってまだ一ヶ月しか経っていない。それなのに、もう同盟に仕掛けてきている。躊躇っている時間は無い。艦隊を練成しながら彼の考えを読まなければならない。私に彼の考えが読めるだろうか……。



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