暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic3探索者〜First Contact〜
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†††Sideアリシア†††

チーム海鳴のメンバーが勢揃いした久しぶりの任務の内容は、ここ第162観測指定世界の遺跡発掘現場から掘り起こされたロストロギアを回収するっていうもの。発見場所は2ヵ所あることで、わたし達も2チームに分かれて現場へ向かってる途中。んでその道中・・・

「シャリオも言ってたけど、わたし達の年齢で尉官って珍しいのかな〜?」

暇だったから休憩中の会話の続きをやろうって思って、わたし達Aチームのメンバー、なのはとアリサ、それにルシルとヴィータとシャマル先生とアイリに話を振ってみた。

「私は二等空尉で、フェイトちゃんも二等空尉相当、アリシアちゃんは准陸尉相当、はやてちゃんが一等陸尉・・・」

「あたしは三等陸尉、シャルは一等空尉、シグナムは三等空尉、ヴィータは准空尉・・・」

「アイリちゃんは一等空士、ルシル君は二等空尉、リインちゃんは空曹ね」

入局6年目の15歳で尉官クラスってすごいってことだけど、普通に昇進試験を受けていればなんとかなりそうな気もするし、「俺たちは入局した年齢が若かったからな」ルシルが言うように管理局に勤める時期が普通の人に比べて早かったってこともあると思う。

「シャリオだって9歳くらいで入ってみれば、尉官クラスになってたんじゃないかな〜」

「いやいや〜。アイリも結構頑張ってるけど、まだ一士だよ? ルシル達の昇進スピードが速過ぎるだけだと思うね」

「おめぇ、昇進試験ほとんど受けてねぇじゃねぇかよ。だから未だに一士止まりなんだよ」

「別にアイリは偉くなろうって思ってないも〜ん」

ヴィータの周りを器用にバレルロールしながら追翔するアイリ。でも確かに自分のマイスターやロード以上の階級や役職に就いたりしたら、ちょーっと不自然になっちゃうかも。

「しかし、はやての昇進速度はさすがに速いと言わざるを得ないだろうな」

「にゃはは。はやてちゃん、このまま順調に試験を突破していくと10代で二等陸佐くらいまでいくんだよね? チーム海鳴で一番の出世頭だって、ちょっと前に話してたんだよ」

「もう。キャリア試験のためにはやてちゃんは睡眠時間削って猛勉強して、私は気が気じゃなかったわ。ルシル君が居れば少しは止められたと思うのだけど?」

わたしを背後から抱っこしてくれてるシャマル先生の顔は見えないけど、きっとジト目でルシルを見てると思う。そんな声色だったし。スカート組が多いことで一番前を飛ぶルシルが「俺でもきっと無理だったよ」そう言った。

「はやてにははやてのやりたいことがある。そのための勉強だった。俺は応援するけどな」

「でもねルシル君。ニキビが出来た〜とか、体調崩した〜とか、お寝坊で遅刻する〜とか、そういう日が結構あったのよ。それなのにルシル君とは
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