暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic3探索者〜First Contact〜
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さっき戦った機械兵器は熱線による光学攻撃で、未確認の新手は銃弾による物理攻撃。どれもこれも殺傷力が高すぎる攻撃手段だ。そう伝えると「銃撃・・・。これまた完全に違法やな」はやてちゃんは苦い表情を浮かべた。

「フェイト、シグナム! 攻撃が続くかもしれないから潰しに行くよ! いいよね、はやて?」

「お願い出来るか? 3人とも」

「うん!」「もちろんです!」

「はやて達は下の機械兵器の追跡を続けて。わたし達は後で追い付くから」

「了解や」

3発目の銃弾が私のシールドに着弾したと同時に、「行くよ!」シャルちゃんとフェイトちゃんとシグナムさんが、砲弾が発射されてるだろう地点に向かって飛び去って行った。それを見送ると、「ダメです、はやてちゃん。観測基地と連絡が取れません。明らかにジャミングを受けてるです」リインからそんな報告が。

「新手の機能の1つやもしれんな。とにかく今は追跡続行や。新手がもしわたしらの足止めやと考えると、このまま残るんは得策やない」

はやてちゃんの言葉に首肯して、私たちは少し高度を下げたうえで森の中を突き進む機械兵器の追跡を続行。その途中で何度も観測基地やAチームに念話を送るけど、ジャミングがなかなか解けずにノイズだけが返ってきてた。シャルちゃん達にも念話を送るけど、やっぱり返って来ない。

「すずかちゃん。新手の攻撃は銃弾って話やったけど、いくら銃弾でもあんなに速く、しかも威力のあるって物あるん?」

「う〜ん。知らない魔法技術とか使われてたりしたら答えられないけど、でも今回の機械兵器はAMFや純粋な科学を用いた兵装を積んでる。となると、私の知識の中で考えられるのは1つ。レールガン、だと思う」

「レールガン・・・?」

「です?」

「うん、レールガン。Electro Magnetic Launcher――EML、電磁投射砲、電磁加速砲とも言うね。電磁誘導・・・ローレンツ力を使って物体を加速させて撃ち出す物で、音速の7倍くらい。直撃してたら確実に死んじゃうような攻撃だったけど・・・、ザフィーラが初撃を防いでくれたおかげで、みんな無事だったね」

知識を総動員して導き出した未確認兵器の兵装。推測になっちゃうけど、考えられるのはレールガンだけ。レールガンの発射に必要な大がかりな設備の問題については、地球の科学技術より魔法技術の方がずっと高次なものだから、小型化することくらいさほど問題じゃないはず。

「そうか。おおきにな、ザフィーラ」

「いえ。それが守護獣としての役目ゆえに」

『・・ちら・・・基地・・・こちら観測基地! Bチーム、応答願います!』

ノイズがクリアになって、観測基地のシャリオからの通信が届いたから、はやてちゃんが「こちらBチーム。すまんな。ジャ
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