暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic3探索者〜First Contact〜
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オから来た。モニターに表示されたのマップに、機械兵器の予想進路とその目的地を表す矢印と光点が表示される。
「両方とも1ヵ所に向かってるんだね」
私はそう言って指で矢印をなぞる。私たちBチームと、なのはちゃん達Aチームが今追跡してる機械兵器の行き先は同じで、このまま追跡を続ければAチームと挟撃できる構図だ。
「シャリオ。予測進路の先、何があるか判ってる?」
『遺跡と深い縦穴がありますけど、発掘作業員の話ではレリックは発見できなかったそうです・・・』
「でも向かってる以上は何かあるのかもしれないね」
「とにかくレリックがあると思われるところに着いたところで挟撃しよか」
『Aチームもそのようにしたいとのことです。おそらくレリック付近での交戦ということで、騎士だけで戦闘を行いたいということなんですが・・・』
“レリック”は大きな魔力に当てられると大爆発を起こす代物というのは、シャリオ伝手に聞いたルシル君からの情報だ。確かに中遠距離から魔力攻撃を行うミッド式よりは、直接攻撃を行うベルカ式の方が“レリック”の誘爆を引き起こすリスクは低いと思う。
「メンバーはルシル君、シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、シャルちゃん、とゆうところか・・・。提案はルシル君か?」
『はい。それでそのプラスでアリサ捜査官を入れた6名で、とのことですけど・・・』
そう聞いたはやてちゃんが私たちを見た。その意図を察した私は「異議なし」戦闘班を騎士だけにすることに賛成する。するとフェイトちゃん達も「異議なし」賛成していって、最後に「決まりやな」はやてちゃんも、ルシル君の提案に賛成した。
「シャリオ。こちらから反対意見は無しや。ルシル君たちに機械兵器の迎撃を任せて、わたしらは上空で待機するわ」
『了解です。その旨をAチームのみなさんに伝えますね』
シャリオとの通信が切れて、そのままナビ通りに空を飛んでいた時に「下がれ!」ザフィーラが突然大きな声を上げて、私たちの前に躍り出たかと思えばシールドを展開した。その直後、視界の端で何か光るものを捉えたって思ってからすぐ、「きゃああ!?」何かがザフィーラのシールドに何かが着弾。その際に発せられた爆発音と衝撃波、そして爆炎に思わず悲鳴を上げちゃった。
「攻撃か!?」
「さらに来ます!」
「スノーホワイト! 全力防御!」
≪お任せを!≫
――アイスミラー八陣の2・ワイドサークル――
中央に1枚、周囲に7枚という広域防御形態で8枚のシールドを展開。直後、また遠くに何かが光ったと思った瞬間に「っ!」シールドに何かが着弾して爆発を起こした。本当にチラッとだけど、どういった攻撃なのかは見えた。
「はやてちゃん! 大口径の銃弾による物理攻撃と視認!」
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