暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic3探索者〜First Contact〜
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が行くから、きっと最悪の事態には陥らないはず。そういうわけで「お預かりします」“レリックケース”をルシルが持ち上げようとしたその時・・・

『こちら観測基地! 第2発掘現場に正体不明の機械兵器群が出現しました! 危険認定、破壊指定許可が出たことでBチームが交戦開始! Aチームのみなさんも周囲警戒をお願いします!』

シャリオから切羽詰まった報告が入って、同時にフェイト達の交戦映像が映るモニターが展開された。なんかカプセルみたいな形をして、カメラレンズのような部位から光線を出したり、さらに「AMFだね・・・!」なのはの言うように、魔力結合を分断する高位の防御魔法アンチ・マギリンク・シールドを搭載してる。

「おいおい。こっちにもお出ましだぞ!」

「団体さんだね♪」

「所詮は烏合の衆よ」

周囲を警戒してくれてたヴィータとアイリとアリサから報告が入った。3人が指差す方に視線を向ければ、フェイト達が交戦してる機械兵器と同じタイプの物が「うわぁ、20機ぐらい居る」こちらに向かって来てた。

「なのは。指示をくれ」

「え? 私・・・?」

「俺は小隊指揮官の資格は持っていないんだ。しがない査察・監査・監察官だよ。公式な任務中である以上は、俺が現場指揮を執ることは出来ない」

「あー、そっかぁ。うん、判った。・・・シャマル先生とアイリは作業員2名の安全を最優先! ルシル君は4人の護衛! アリシアちゃんは後衛で遊撃! 私、アリサちゃん、ヴィータちゃんで迎撃!」

そう言って肩を竦めるルシルになのはは嘆息したんだけど、すぐにそう指示を出した。わたし達は「了解!」頷き応えて、指示通りに行動開始。シャマル先生とアイリは作業員さんを護りやすいように陣取り、ルシルはその4人を護りながらわたし達が撃ち漏らしたり新手への対処がしやすいところに立った。

「ドロップ! ブレイブスナイパーお願い! 狙撃での先制で潰す!」

≪ほーい!≫

キャンディポット型のインテリジェントデバイス・“フォーチュンドロップ”から、ライフル型ストレージデバイス・“ブレイブスナイパー”の待機モードである宝石がポンっと飛び出して、わたしはソレをキャッチして即座に起動。

「ルシル。フローターフィールドお願い出来る? 立射したいんだけど・・・」

「ああ、良いぞ。どこでいい?」

「この辺りでお願い」

快諾してくれたルシルがわたしの指定したところにベルカ魔法陣の足場を展開してくれた。わたしは「ありがとう!」お礼を言って、直立させて持ってた“ブレイブスナイパー”を前に向かって降ろして、二脚銃架(バイポット)を魔法陣上に接地させる。後床を右肩に当てて、スコープを覗き込む。

「ターゲッティングシステム・オン!」

銃口が今向いて
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