第11話 疑惑と快晴
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1年生のとき(見た目は今でも1年生というツッコミはなしで)にはちゃんと部員がいた。
でもなにかがきっかけでみんな退部し、矢澤先輩1人だけとなった。
そこまでしてアイドル研究部に1人でいる理由はよくわからないけど、きっとアイドルが好きなのだろう。しかも『大』が付くほどに
そうでもしなければここにいるわけがない
穂乃果たちは東條副会長とどこかへ行ったのでなにをしていたのか後で聞かなくてはな...
とにかく今の時間でわかったことは2つ
矢澤先輩は1人でいたことがすごく寂しかった。俺がいたことですごく嬉しそうだった。もっとも...あの人独り言言ってたから聞こえたんだけど
そしてもうもう1つは先輩はμ'sに入りたがってるってこと。
穂乃果たちがいたときの表情を見ると先輩は生き生きしていてとても羨ましそうな眼差しを向けていた。
あんな態度は多分素直になれないんだ。
....どうして俺に関わりのある子は個性的な奴らが多いんだよ
俺の身になってみろってのっ!
とまぁそんなことは置いといて
「さて、帰るか...穂乃果に事情を聞かないといけないし」
独り言を呟きながら帰路についた
あ、今日の晩飯なんなんだろうな....
〜☆〜
「で?東條副会長と何話してたの?」
にこ先輩にあった後、俺はすぐに家へ帰りすぐさま穂乃果へ連絡をとる。
『それがね大くん、聞いてよ。にこ先輩、元々アイドル研究部でアイドルやってたんだって』
「まぁ....予想通りかな。そんで?」
『それでね、にこ先輩についていけなくなったから他の部員辞めて今も1人で活動してるんだって。なんか.....可哀想だよね』
「そうだな.....なぁ穂乃果、穂乃果は....あ〜いや、穂乃果たちはどうしたい?」
『そのことなんだけど、みんなで話し合った結果にこ先輩は元からμ‘sのメンバーだったんだよ』
「元から?それはどういうこと?」
俺はてっきり矢澤先輩のことをμ‘sに勧誘したいと言うもんだと思ってたのに、穂乃果は見当違いなことを言ったので疑問に思う。
『つまりは〜、《初めて海未ちゃんと出会った》ときと同じってことだよ!!』
「はじめて........であっ...た?」
ズキン
穂乃果の今言ったことはどう言う意味か俺には理解できなかった
できなかったはずなのに.....胸が苦しくなる
鼓動が速くなって息をすることすら困難になってきた
『そうだよ〜。海未ちゃんと出会った時は公園でみんなと鬼ごっこをしてる時にね、《木の陰にね女の子がいた》んだよ。《仲間に入れて欲し
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