第10話 アイドル研究部
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(なによ?)
(わりぃ、君達って矢澤先輩と面識あるのか?)
(え?前に私達の前に現れて解散しなさいって言われたの)
(ふ〜ん。そ、ありがと)
「でも!ずっと練習してきたから歌もダンスも--「そういうことを言ってるんじゃない」
「え?」
みんなが目を丸くして疑問を浮かべる。じゃあ何について貶してるっていんだ?
「あんたたち...ちゃんと『キャラ作り』してるの?」
「「「「えっ???」」」」
は?何言ってんだこのお子様体型の先輩は
「お客さんがアイドルに求めているのものは楽しい夢のような時間でしょ?」
「そ、そんなもんなのか.....」
「だったら!それにふさわしい『キャラ』ってものがあるの!ったくしょうがないわね」
矢澤先輩は後ろを向いてなにかしようとしている。
「いい?例えば......」
「にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこに〜♪笑顔届ける矢澤にこにこ〜♪にこに〜って覚えてらぶにこっ♪♪」
...........................................
この先輩は一体何をしているのか俺には理解出来なかった。
だけど.....
だけど.....
俺はこの瞬間
既視感を覚えた
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