第10話 アイドル研究部
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の空き教室の一角にある。
そこに俺とμ‘sのみんなはやってきた。そこで鉢合わせしたのが......
「や......矢澤先輩?」
心の底からびっくりした。あそこまでμ‘sを解散しろ解散しろ言ってたから、てっきりアイドルが大嫌いなんだと思っていた。
そして蓋を開けたらアイドル研究部の部員ときた。驚かないことの方がムリだろう
「え?大くんの知り合いなの?」
「ま、まぁ...知り合いというか昨日知り合ったというか.......」
とりあえず部室の前でもなんなので矢澤先輩に部室に入れてもらい、矢澤先輩とμ'sのみんなは席に座り、俺は椅子が無かったので壁に寄りかかって話を聞くことにした。
ていうか....この部屋、アイドルグッズ多いな。どこを見てもアイドル、アイドル、アイドル......
みんな落ち着きがなくキョロキョロし始め、花陽は目をキラキラさせながら物色し始める。
「すごいな....」
「あれはA-RISEのポスターだにゃー」
「こっちは福岡のスクールアイドルね」
「校内にこんなところがあったなんてね....」
我慢しきれなくなった穂乃果、凛、真姫、海未は立ち上がって
アイドルグッズに近寄る。
「あんまりジロジロみないでよね」
近寄るμ'sのメンバーに注意する矢澤先輩。若干嬉しそうな顔をしている。ほんとはアイドル大好きなんじゃないのか?
「こ、こここ.....これは......」
花陽が手にしていたのは俺が昨日見つけた『でんでんでん』というDVD-BOX。
「伝説のアイドル伝説DVD全巻BOX!!持っている人に初めて会いました」
あまりの花陽のテンションっぷりに矢澤先輩はたじろぐ。
「そ、そう?」
「すごいです!」
「ま、まぁね」
花陽が褒めまくるためすこし鼻高々のようだ
「へぇ〜そんなにすごいんだ」
穂乃果は興味がないらしい。おい、仮にもスクールアイドルだろ?知らないっていいのか?俺もそのすごさは知らないけど....
穂乃果の発言で花陽は火がついたらしく
「知らないんですか!?!?」
と、大声で驚きすぐさま部室に設置されたパソコンに向かう。
なんなんだ?今日の花陽は.....
「伝説のアイドル伝説とは各プロダクションや事務所学校などが限定生産を条件に歩み寄り古今東西の素晴らしいと思われるアイドルを集めたDVD-BOXでその希少性から伝説の伝説の伝説略して『でんでんでん』と呼ばれるアイドル好きなら誰もが知っているDVD-BOXです」
花陽はらしくもなく熱く、物凄い勢いで語り出した。何を言ってる
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