第10話 アイドル研究部
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しい
ダメな先輩ですいませんね〜まったく
「そう、既にこの学校には『アイドル研究部』というアイドルに関する部が存在します。」
「まぁ、部員は1人やけど」
そこで部活申請に行ったことろ現在の状況に至るわけだ。
「え?でもこの前部活には5人以上って...」
確かに絢瀬会長はそう言った。なのにどうして部員が1人でもあるんだ?
「設立するときは5人必要やけど、その後は何人になってもいい決まりやから〜」
「そ、そういうことか.....」
つまり退部しようが入部しようが最初に5人以上いればいいということか。
「生徒の人数が限られている中、悪戯に部を増やすわけにはいかないんです。アイドル研究部がある以上、貴方達の申請を受け容れるわけにはいきません」
絢瀬会長は余計なことを冷たい氷のように言い放つ。
「質問です」
俺は軽く手を挙げる
「なにか?」
「なんでその事を俺らが最初に申請に来たとき言わなかったんですか?」
明らかにつくるなと言っているように思えて仕方ない。
なにが絢瀬会長をそこまで嫌いにさせたんだ?そんなに穂乃果たちが嫌いなのか?それとも......
「........」
無言のままじっと俺を見つめる。どうやら答える気がないようだ
「そんなことあなたが知ってどうするつもりです?」
「質問に質問で返さないでください。今は俺が絢瀬会長に質問しているんです」
俺と絢瀬会長の間に火花が散る。
あまりにも絢瀬会長の態度に納得できず怒りがこみ上げてしまう。
彼女も俺も互いに睨み合ったまま喋ろうとしない
「まぁまぁ...えりちも大地くんも落ち着き〜な」
そんな俺達の中に東條副会長が介入する。
「.....希」
介入により気分を削いでしまったので俺はため息をつきながら後ろに下がる。
「...とにかくこれで話は終わり--「になりたくなければちゃんとアイドル研究部と話をつけてくることやな」
「ちょっと!希」
絢瀬会長の言葉を遮り、東條副会長は俺らにアドバイスをする。
「2つの部が1つになることは問題ないやろ?部室に行ってみれば?」
東條副会長はどちらの味方なのだろうか.....
掴みどころの難しい人だな。でも俺達を助けるような素振りを見せているにも関わらず絢瀬会長の側で副会長を務めてるってことは2人は仲がいいのかもしれない.......
「わかりました.......ほら、行くよ」
〜☆〜
「な.....な....な」
「な....なんであんたが...........」
アイドル研究部の部室は3年生の階
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