暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第50話
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
できているから代用できるわね。」

一方ある事を察したリィンの推測を聞いたエマは辛そうな表情をし、セリーヌは複雑そうな表情で呟いた。

「大正解♪どうせ破棄する物なのだから、レン達が”再利用(リサイクル)”してあげたのよ♪ゴミの収集で”廃品回収”ってあるでしょう?あれと同じようなものよ♪」

「―――悪趣味だね。クロウに対する嫌がらせとしてそんな事をしたとしか思えないね。」

「お、おい、フィー。」

レンの答えを聞いてジト目でレンを見つめるフィーの言葉を聞いたマキアスは冷や汗をかいた。



「……ッ……!クロウはその事を知っているんですか……?」

「兄様…………」

「………………」

唇を噛みしめて辛そうな表情でレンに問いかけるリィンをエリスは心配そうな表情で見つめ、エリゼは目を伏せて黙り込んでいた。

「うふふ、逆に聞くけど行方不明になった相手に知らせる事ができる訳ないでしょう?」

そしてレンはリィン達にとって驚愕の事実を伝えた。


「……ぇ…………」

「ゆ、”行方不明”になったって……!」

「クロスベル解放の際にクロウさんはクロスベルを解放する勢力に捕えられたと聞いていますが……」

「まさか……拘置所にいるクロウを秘密裏に殺したの!?」

クロウが行方不明という驚愕の事実にリィンは呆け、マキアスは信じられない表情をし、エマは戸惑いの表情をし、ある事を察したサラ教官は怒りの表情で尋ねた。



「―――勘違いするな。奴は今も生きている。」

「レンさん、お願いですから紛らわしい言い方はやめてくださいよ……」

レーヴェは静かな表情で答え、ツーヤは疲れた表情でレンに指摘し

「まあ、行方不明なのはあっているけどね。そうでしょう、プリネ?」

「それは………………」

エヴリーヌに問いかけられたプリネは複雑そうな表情で黙り込んでいた。



「一体どういう事だ?奴はクロスベル解放の際に囚われの身となり、クロスベルの拘置所に放り込まれたのではないのか?」

「もしかして脱獄したの?」

「……ええ。実はクロチルダさんの投降もその件が関係しているのです。」

ユーシスの質問に続くように質問したフィーの言葉に頷いたプリネは説明を続けた。

「え……ね、姉さんがですか!?」

「あのバンダナ男が脱獄したからって、何でヴィータがメンフィル軍に”投降”するのよ……訳がわからなくなってきたわ。」

「しかもクロウが脱獄したって……!それは本当なのか!?」

プリネの話を聞いたエマは信じられない表情をし、セリーヌは疲れた表情で溜息を吐き、リィンは血相を変えて尋ねた。



「はい。実は昨日の皆さんによるトリスタ奪還作戦
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ