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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第50話
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起動者(ライザー)”ではありませんよ……!?」

仲間達と共に血相を変えたリィンは絶句し、エリスは信じられない表情をし、セリーヌとエマはそれぞれ驚きの表情で声を上げた。そしてプリネ達はエリゼが手に入れた”神機”―――ヴァイスリッターの説明をした。



「け、”結社”が開発した人形兵器の”起動者”になったって……!」

「何なのよ、その超展開は……」

「”起動者”になった時の状況が”騎神”の”起動者”と似ているのが気になるわよね……?」

「ええ……その”神機”とやらが”騎神”と何か関連性があるのかもしれないわね。」

事情を聞き終えたマキアスは信じられない表情をし、サラ教官は疲れた表情をし、セリーヌとエマはそれぞれ真剣な表情で考え込み

「フッ、油断をしていればその内剣の腕前どころか”起動者”としての腕前も追い抜かれるのではないか?」

「ん、確かにその可能性は高いかも。エリゼだし。」

「ハ、ハハ…………で、でもさすがに得物である”太刀”は持っていないだろう?」

からかいの表情をしているユーシスとフィーに見つめられたリィンは大量の冷や汗をかいて苦笑しながらエリゼを見つめて尋ねた。



「えっと、それなのですが……」

「うふふ、実は”ヴァイスリッター”の事を知ったお姉様が大変喜んでね。それで”起動者”であるエリゼお姉さんがリィンお兄さんみたいに存分に”ヴァイスリッター”の力を引き出す為にウィルお兄さんに頼んで”ゼムリアストーン製の太刀”を創ってもらったのよ♪」

そしてエリゼが答えを濁しているとレンが笑顔で驚愕の事実を答えた。

「……………………」

「ええっ!?ゼ、”ゼムリアストーン製の太刀”を!?」

「しかもそれを作ったのがあの”匠王”とはな……」

レンの話を聞いたリィンは石化したかのように固まり、エリスは驚き、ユーシスは真剣な表情で呟いた。

「というか大量のゼムリアストーンをどこで手に入れたのよ……幾らメンフィルと言えど、大量のゼムリアストーンをそんな短期間で集められないでしょうに。」

「うふふ、みんなみたいにわざわざゼムリアストーンの結晶を探さなくてもクロスベルには”ゼムリアストーン製のスクラップ”があるじゃない♪」

「ゼ、”ゼムリアストーン製のスクラップ”ですか……?」

「しかもクロスベルにそれがあるだと……?」

サラ教官の質問に答えたレンの話を聞いたエリスは戸惑い、ユーシスは真剣な表情で考え込んだ。



「!まさか……破壊したオルディーネの残骸やオルディーネの得物である双刃剣を使ったんですか!?」

「あ………」

「…………なるほどね。オルディーネの得物の双刃剣もそうだし、”騎神”は”ゼムリアストーン”で
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