第五十四話 杉山大佐!囲碁色々!!その十七
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「もうこの作品書かないって言い出したぞ」
「手が痛いから」
「だからこの作品終わりか」
「今回で終わり」
「これから最終回のスタッフロールだな」
原作・執筆・シリーズ構成・キャラクター原案・製作総指揮・総合プロデュース坂田火魯志
「ってスタッフロール一人だけかよ」
「こんなのあるかよ」
「どんなスタッフロールだよおい」
「千代未聞だろ」
主役二人はそのスタッフロールを見て言った。
「アニメなら声優さんとかアニメスタッフの名前出るけれどな」
「小説ならこうなるか」
「ましてネット小説だとな」
「編集者さんもいないからな」
二人もこれで納得する、だが。
二人はさらにだ、こんなことを言った。
「しかし終わりじゃないぜ」
「この作品はまだ続くぜ」
「ほんのちょっとだけな」
「ドラゴンボールと違って本当にほんのちょっとだぞ」
そこから何年もグダグダと続かない、アニメ化しても殴り合いだけで二十分も時間を使ったりは間違ってもしない。
「最終編な」
「最終編次回からスタートだぜ」
「何話あるかわからないがあと数話な」
「本当にそれで終わるからな」
「読者も安心しろよ」
間違っても完結篇が上中下とはならない。
「菊地秀行さんは完結篇で三巻使ったりしたけれどな」
「その完結篇が上中下で三巻あったんだよ」
「エイリアン魔神国な」
「上中下の三巻の後でな」
その後で完結篇が三巻続いたのだ。
「菊池先生って普通に作品長くなるんだよな」
「これで終わりって言っても続編あったりな」
「それで彼等が中々私を離してくれないんです」
「続編幾らでも続くからな」
「しかもエロい」
「濃厚なフェチシズムも感じるぜ」
特に熟女系へのだ。
「あのエロさもいいんだよ」
「下手なエロ小説よりいいぜ」
「特に初期の作品な」
「もう興奮して仕方ないぜ」
「最近ブックオフでも少ないけれどな」
「見付けたら買いだぜ」
読者に大して菊池作品の魅力を語るのだった。
「じゃあ帰ったらブックオフ行くか」
「菊池先生の作品探すぜ」
「ダイナミックプロ的な作風か?」
「特にエロい場面はな」
ダイナミックプロ系作品もそうしたシーンはいい。
「じゃあな」
「いっちょ行くか」
「じゃあこれでな」
「さっさと帰るぜ」
こう言ってだ、二人が帰ろうとすると。
みさき公園のライオン達が二人のところに来てだった、頭や手足をガジガジと齧り出してライオン語で言った。
「ガウガウ(死ね外道兄弟)」
「ガウガウガウ(日帝衆の方々の仇討ちだ)」
「ガウ(成敗してくれる)」
「ライオングッジョブ!」
「そのまま噛み殺せ!」
全世界がライオン達に喝采を浴びせる、だが。
噛まれている二人はだ、
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