暁 〜小説投稿サイト〜
戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第五十四話 杉山大佐!囲碁色々!!その十五

[8]前話 [2]次話
「ああした最低な人間になるからね」
「はい、僕達あんな連中にはなりたくないです」
「絶対にです」
「あんな最低な連中になりたくないです」
「何があっても」
 子供達も誓って言う。
「頭を正しいことに使います」
「正しいものの考え方を身につけます」
「そうします」
「うっせえ、糞坊主に糞ガキ共」
「だから勝てばいいって言ってるだろ」
 何があっても変わらない二人である。
「どんな謀略使ってもいいんだよ」
「勝つことだけが大事なんだよ」
 あくまでこう言う二人である。
「勝たないと意味ないんだよ」
「負けて何になるんだよ」
 連載が終了する、この作品においては。
「勝たないとな」
「どうしようもないってな」
「それが世の中だ」
「結果が全てなんだよ」
「だから勝つんだよ」
「結果が全てとか結果を出せって奴に限ってにしてもな」
 この世の法則の一つである。
「勝てばいいんだ」
「負ければ打ち切りだと余計にな」
「だから俺達は勝つぜ」
「今回もな」
「しかし囲碁はな」
「難しいな」
 二人は今度は勝負の種目について言った。
「イカサマするにな」
「どうすればいいんだ」
「作者も囲碁のルール知らねえし」
「このことまた言うな」
「だからイカサマの方法も知らないぜ」
「それも一切な」
 だから今考えつつ書いている。
「それでどうするか」
「どうしてイカサマするか」
「それが問題だぜ」
「一体どうして俺達が勝つ場面を書くのかな」
「勝負は互角だしな」
「このままやってもな」
 それこそというのだ。
「仕方ないよな」
「どうしようもないだろ」
「千日手とか論外だろ」
「これ将棋の言葉だけれどな」
「さあ、どうしようか」
「どうして勝つか」
 そのイカサマの方法を考えているのだ、勝つ為に。
「考えてもな」
「どうしたものか」
「いや、困ったな」
「どうしたイカサマしてやろうか」
 二人で腕を組み考える、そして。
 二人共頭にだ、電球にスイッチが入った古典的な描写を出してだった。それで顔を見合わせて言い合った。
「これでいくか」
「作者これ書いてる瞬間にも思いついてないけれどな」
「それもやるか」
「とにかく勝つか」
「勝てば官軍」
「その論理でな」
 いつもの論理である。
「やるか」
「勝ってやるぜ」
「さて、日帝衆との最後の戦いもな」
「俺達が貰ったぜ」
 こう言ってだ、そしてだった。
 二人はそれぞれだった、今回は。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ