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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第528話】(18禁)
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脳世界でも込み上げる射精感、それが解き放たれ、鈴音の中に大量にぶちまけた。


「んんっ……! あ、あぁ……出、てる……ヒルト……」


 呼吸荒く、鈴音は欲望の塊を抜くと精液が溢れ出てきた。


「こ、こんなに出るもんなんだ……」

「ま、まあ……気持ち良かったからな」


 中から抜いたと同時に鈴音の部屋――否、空間にヒビが入ると崩れていく。

 そこから俺達二人は光に包まれ、元いた森へと戻っていた。

 乱れていた鈴音のセーラー服も、元いた森へと戻ったときにはちゃんと着ていて、俺も鈴音に脱がされた制服のズボンも穿いたままだった。


「どうやら戻れたようだな」

「そ、そう、ね……」


 顔を赤くしたままの鈴音、無理もなかった……さっきまで俺と行為に及んでいたのだから。

 俺も自然と熱が帯びる――と。


『貴方にとっての彼女って、何?』

「……?」


 周囲を見渡すも鈴音以外居なかった――不思議とチャネル通信に近いものを感じた。


「ヒルト、どうかしたの?」

「……いや、何でもない」


 謎の声は聞こえなくなった――少女の声だった……。

 謎は残るものの、俺は簪に連絡を取る。


「簪、鈴音の救助に成功した。 だいぶ時間掛かったが……他の皆の容態は大丈夫か?」

『うん。 ……でも、ヒルト。 時間なら掛かってない。 ……ヒルトが入って直ぐに鈴さん連れて出てきたから』


 ……タイムラグが無かったのか?

 一種のウラシマ効果みたいな物なのか、或いは電脳世界の奥深くでの出来事だったのか――。

 考えても答えは出ず、とにもかくにも鈴音の救助に成功した事実は変わらなかった。


「簪、鈴音をそっちに戻す。 美春か簪のどちらか、来てくれるか?」

『了解です。 以後のオペレーターは美春さんに託します……』


 一旦通信が切れる――と鈴音が。


「ヒルト、アタシはまだやれるわよ! 他の皆の救出だってアンタ一人よりは二人の方が――」

「あぁ、それはわかってる。 だが鈴音自身に何らかのISの攻撃を受けた可能性もある」

「うぅ……あ、アンタってあんなことした後なのに意外と冷静よね……」


 一理あると思ったのか鈴音は俺に従った――と、ここでオペレーターが美春に代わる。


『ヒルト、お待たせ。 ここからは簪に代わって美春がオペレーターするからね? ……って言っても、そんなにする事ないかもだけど』


 そう告げる美春は更に言葉を続ける。


『今の現状説明するね。 簪がそっちに鈴音を迎えに行ってて特に妨害とか無いみたい。 ヒルトだけが受けたみたいね、ここに来たときみたい
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