10章 真宮寺直哉消失篇 あるべき形2
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太正12年9月・・・
ついに天海は六破星降魔陣の発動に成功した。
紅のミロクを倒した後、天海が発動させた六破星降魔陣の影響で、私がトランス状態となり、大神さん達には、心配させちゃったけど、私は嬉しかった。幼い私と共に、直哉君が出てきてくれたから」
「直哉君良かった。無事なのね」
「石にされてるから無事とは言えないけど、お姉ちゃん僕も頑張るからお姉ちゃんも負けないで」
「「敵は門の上に居ます」」
そう言って、幼いさくらと直哉が消えると、さくらは目覚めた。
その頃花組は・・・
一番妖力の大きなポイントに出撃した帝国華撃団だったが、そこは、黒乃巣会の用意した帝国華撃団を、葬る為の罠だった
「くっこのままでは」
「やれるとこまでやってやる」
「玉砕覚悟や」
大神達が、諦めかけた時、声が聞こえた。
「私達の仲間を傷つける奴らは許さない」
そして花組の背後の囲みの一角が崩れ、花組は撤退に成功した。
「勝つのは、天海か、帝国華撃団か、どちらがかつもよし」
叉丹はそう言うと不敵に微笑むのだった。
果たして、帝国華撃団は、この窮地を乗り越えれるのか?
帝劇地下司令室では・・・
「何だと!!さくらもう一度言ってくれ」
米田とあやめは、驚きを隠せずさくらにもう一度聞いた。
「え、はい、敵は門の上にいますと」
「まさか俺たちが最後に戦った場所、そして大切な戦友を亡くした場所に、黒乃巣会の本拠があるとはな」
「あの長官、長官の戦友とは、誰の事でしょうか?」
「帝国陸軍対降魔迎撃部隊絶った4人の部隊だったその内の一人、真宮寺一馬大佐の事さ」
「真宮寺一馬大佐は、もしや・・・」
「ああ、そうださくらの実の父親である」
(そして直哉君のでもあるわ)
長官太古の秘呪とは?なんですか」
「ああ、限られた血筋が使える、秘呪は、いかなる魔も封印することが出来るのだが、その反面、術者に、多大な負担をかける。最悪死ぬ事もある。一馬がそうであったようにな」
「そんな!!それではさくら君も使えるんですか?」
「ああ、だが俺たちの時は、使わなくては帝都を守らなかった、だがお前たちは違う。そんな力に頼らずとも自分達の手で、守れるはずだろう。大神?」
「はい」
「魔を封じた門はかつて俺たちが最後に、戦った場所・・・日本橋だ」
「日本橋」
「大神出撃命令を出せ」
「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点日本橋黒乃巣会本拠」
「「「「「「「了解」」」」」」」」
そして花組は、翔鯨丸で、黒乃巣会の本拠入り口に大量の魔装機兵が待ち伏せしていた。
「さくら君、紅蘭、
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