平行世界での初舞台後編2
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そのころ紫藤直哉の世界に居る、直哉とさくらは・・・
舞台公演が、迫る中最後の練習に、力を入れていた。しかし、役千明だけは落ち込んでいた。
「こら前鬼またつまみ食いしたわね」
「へ、別にいいだろうが、馬鹿千明」
「何ですって」
「前鬼また、あの頃に戻りたいよ」
「前鬼、ゴキ俺の軍門に下れ、そしてこの二つの世界を、我ら鬼の力で、支配をしたいと思わんか?」
「何だって!!」
「前鬼、ゴキよ過去の盟約など忘れ、この俺と共に来い」
「嫌だ、僕は人間を信じている」
「そうか、ゴキお前は、俺の敵でいるか、まあそれもよかろう、前鬼お前はどうする?」
「・・・それもいいかもな、ヴァサラ・・・」
!!
「「前鬼ま、まさか」」
「そうか、ならば前鬼、俺と行こうではないか、まず式神町のある世界に行くぞ」
「ああ、わかった・・・」
そして前鬼は、ヴァサラと共に式神町に向かった。
「何でヴァサラに付いて行くのよ馬鹿前鬼ーーー」
「俺は馬鹿じゃねえーー」
千明の前に童子姿の前鬼が現れた。
!!
「前鬼今まで何処にいたのよ」
「んなことかんけえねーだろ」
バシーン
「関係あるわよ、特に直哉君とさくらさんショック受けてたんだから」
「・・・悪かったよもう何処にもいかねえよ」
「というか戻れないがな、俺は、童子姿に戻った事で、俺はヴァサラに捨てられちまったよ」
「そんなーそれじゃあ、ヴァサラは何処にいるの?」
「まだこっちに居るみたいだが、活動は控えるみたいだ、まだ俺達の世界よりヴァサラの興味があるみたいだ」
「何ですって!!」
「千明お前は、もうヴァサラとは、関わるな」
「な、何を言い出すの前鬼」
「私はあんたのパートナーでしょう」
「それでもだ」
そして千明と前鬼は喧嘩別れをした。
次の日・・・
ついに公演初日を迎えた。
「お姉ちゃん頑張ろう」
「ええ、直哉君頑張りましょう」
そして舞台が始まり、お客様も久しぶりに見るなのはとフェイト、そして魔法という装置を見て、皆笑顔を見せてくれてほっとした紫藤直哉だった。
「直哉何がそんなにうれしいのか?」
「神王、僕はねこの公演が成功するか不安だったんだ」
「何故だ!!?」
「先月まで黒鬼会との戦いなので、帝都は、疲弊してたんだよ」
「確かにな」
「そんな状態で公演をしても、皆が楽しめるかが、不安だった。でも、そんな時なのはや、フェイト、そして、直哉君と、さくらさんが来てくれて、こんなに華やかな舞台は、そうそう出来ないよ、神王」
「・・・そうだな」
そして3月公
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