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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第51話:酒も料理も高価。でも一番の高価はスマイル。
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に上手すぎる絵だ。
殿下のご息女を直接拝見した事はないけど、奥様は数回ほど遠目でお見受けした事があるので、一緒に描かれている絵でこの絵が生き写しレベルの上手さだと理解出来る。
だからご息女が本当に可愛いお方だと認識出来た。
「パパぁ、この絵の女の子が殿下の娘さんなのぉ?」
「そ〜なんだよぉアーネちゃぁん」
アーネと呼ばれた候のお気に入りが、候に気を遣いながら殿下へも色目を配りまくる。
「じゃぁ、殿下と可愛い娘さんの為にぃ、乾杯とかしちゃわない?」
「良いねぇ、しちゃお。乾杯しちゃおう」
お気に入りの娘に胸を押し付けられて、候はデレデレ顔で乾杯に同意する。
「でも私ねぇ、今シュワシュワした飲み物しか受け付けない喉になってるのぉ」
「シュワシュワ? って事はぁ、いっちゃう? ドンペリいっちゃう!?」
「きゃー流石パパ、太っ腹ぁ? 可愛い娘さんの為の乾杯だしぃ、女の子らしい色が良いと思うのぉ」
「じゃぁ色はピンクかなぁ〜?」
ハッキリ言えよ。
高い酒を頼めってハッキリ言えよ!
ピンクのドンペリを注文しろって言っちゃえよ。
「ちょっと待ってカタクール候。僕、酒はあまり得意じゃないんだけど……」
「だ〜いじょうぶ、だ〜いじょうぶ。吉事の時に飲む酒だからぁ!」
吉事だから大丈夫って意味が解らない。
「パパぁ、ピンドンをボトルで頼んじゃって良い?」
「おぅ、モチのロンでボトルよぉ!」
ピンドンって1本1000
G
(
ゴールド
)
くらいするんだろ? 良いのかよ、そんな高い酒頼んで!
「店長〜、ピンドンをボトルで人数分!」
え、人数分? ボトルで人数分!?
本当に大丈夫!? 俺等金持って無いからね!
サガールSIDE END
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