第六話『戦いの後にですか』
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うか?
(そんなつもりはなかったんだけどな。)
しかし、彼女を怒らせたのが、俺のそんな発言だというのも事実。
ここは、本音を喋りながら謝罪も一応すべきだろう。
「すいません。百代さんを侮辱するつもりはなかったんですが。でも、心配するのも当然ですよ。特に、あなたみたいなかわいい女の子はね?」
そういって百代さんと目をあわせると、
「・・・////////(ボンっ!」
急に顔を赤くし、って、赤!?超赤!?
「だ、大丈夫ですか!?百代さん、顔が真っ赤ですよ?」
「だ///だ、大丈夫にき、決まってるだろう//////!!」
いや、ものすごい顔真っ赤なんですけど。
う〜ん。どうしたんだろう?とりあえず、
「ちょっと失礼。」
「へ?ちょっ////!?」
俺は百代さんの額に自分の額をくっつけて熱を測る。
後ろで釈迦堂さんたちが「ほう」とか「へえ。」とかいってるが、なんのことだ?
俺はいまだに顔を赤くしている百代さんの額から離れる。ん〜熱はないみたいなんだが。
「熱はないみたいですけど、少し休んできたほうがいいのでは?顔も真っ赤だし。」
「へ?あ、////ああ、そ、そうだな////。ジ、ジジイ私は部屋に戻る////////!!」
そういうと、百代さんは逃げるようにして、修練場を後にした。それはもう、凄まじい勢いで。
「大丈夫かな?」
「ふぉふぉふぉ、問題ないじゃろう。あれはただ恥ずかしかっておるだけじゃよ。」
「?恥ずかしがるってなんのことですか?俺は特になにもしていないのですが?」
百代さんの熱を測っただけだと思うんだが。そう思ったが、なぜかそんな俺を皆が残念な顔をしてみていた。
な、なんだよその目は。
「まさか、ここまで鈍感な人間がいるとはねえ。奉山さんも苦労しそうですなあ。」
「あら〜。それはそれでおもしろいじゃない♪ひょっとしたら養娘がもっと増えるかもしれないし。」
「ふぉふぉふぉ、それはおもしろそうじゃな。」
なんの話をしているんだ。そして、小雪よ、なぜそんなに頬をふくらませて俺を睨む。
「しらな〜い。」
え、俺なんかした?
「・・・四季のば〜か。」
理不尽だ!?
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