第五話『未来の武神と真剣《マジ》勝負《バトル》ですか。
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れじゃあ、キリがないな。
「ね、え。百代さん。」
「な、んだあ。」
「そ、そろそろ、
終わりにしません?」
俺が笑いながら百代さんに問いかけると、彼女は不敵に笑う。
「くっ、もう少しこの闘いを楽しみたかったのだがな。
いいだろう!」
そういって、百代さんは両の手のひらをあわせるように重ね、体の脇に構える。
俺も、それに応えるように両の手のひらを前に向けながら重ね合わせ、体の脇に構える。
それを見て、百代さんは少し驚いたように見せた。
「ほう、私の技と同じような技か。」
「そうみたいです。偶然ですねえ。」
「くく、本当にお前は楽しませてくれる。」
百代さんは、くしくもお互いが同系の技を最後に選択した偶然に、楽しそうに笑みを浮かべ、それが終わると真剣な顔で俺に告げる。
「いくぞ。」
「はい。」
「川神流奥義」
「鬼道流奥義」
修練場の空気が軋む。
「か〜わ〜か〜み〜」
「鬼道」
観客が息をのむ
そして、
「波あああああああああああ!!!」
「砲ううううううううううう!!!」
お互いの意地(おうぎ)がぶつかりあった!!!
サイド:小雪
「うきゃあああああ!!」
わわわわ、すごいかぜだあああ。
ぼくが突然起きた爆風に吹き飛ばされそうになったいると、
がしっ!
「大丈夫かしら?小雪ちゃん。」
「ありがと〜!お養父さん。」
お養父さんがぼくのことを守ってくれたみたい。
ぼくがそれに安心していると、なんかしゃかどうおじさんとルーおじさんが慌てた声をだしていた。
「くっ!まさかここまで衝撃がくるとはネ。子供だと甘くみたみたいネ誰か怪我しているものはいないカ!!」
「んなもんほっとけ!それよりどっちが勝ったんだ!!」
そうだ!四季は四季はどうなったの!!
ぼくたちは四季たちがいたほうを見る。
けむりがはれていく。
そこにいた人影は一人。
立っていたのは四季だった。
周りが静かになってる。
誰も喋ってない。
でも、
でも、
これだけはわかる。
「そこまで!川神百代戦闘不能!よって勝者は、」
やっぱり四季は、
「篠宮四季!!」
ぼくのヒーローだ!!
鉄心が勝者を告げた瞬間、修練場に歓
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