第五話『未来の武神と真剣《マジ》勝負《バトル》ですか。
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
く、それでいい!」
百代さんの気も、俺に呼応するかのように上がっていく。
「いくぞ、川神百代!」
「こい、篠宮四季!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」
武神と戦鬼の闘いは、激しさを増していく!!
サイド:小雪
「おお・・・。」
すごい、すごいよ四季。
ぼくは目の前の光景に目を輝かせる。
相手の女の子が四季のことを殴ったと思ったら、今度は四季がそれを避けながら蹴り、それを女の子が受け止める。
その動きはどんどん速くなっていって、ぼくの目じゃ見えなくなっていく。
「こいつはあ・・・たまげたぜ。できるとは思っていたがここまでとはな。」
「まったくネ。まさか百代が押されるとはね。」
なんか隣に座っている二人のおじさん(しゃかどうとルーっていったっけ?)がなんかいってる。よくわからないけど、四季をほめていることだけはわかるぞ〜。さっすが、四季だね♪
「あそこまでだと、仕込むのに大分苦労したでしょう、奉山さん。」
お養父さんは、えっと、しゃかどう?のおじさんの言葉に、苦笑い。どしたの?
「実はそうでもないのよねえ。・・・・・・あの子が武術を初めてまだ1年なのよ?」
「!?それは本当ですカ!?」
「おいおい、それであの錬度かよ。とんでもねえなあ。」
おお〜!なんかわからないけどやっぱり四季すごいや〜!!
「でも、百代ちゃんも負けてないわよ?四季の攻撃にもしっかり反応してるし。」
そういうお養父さんの視線の先には、四季の攻撃を防いでいる、モモヨさん?がいた。
むむむ、がんばれ四季!
「ああ、確かに。百代もこの闘いで強くなってってるようだし、それにあわせて四季の坊主のスピードも速くなってってる。」
「確かニ。これはどちらが勝つかわからないヨ。」
むむむ、聞き捨てならないぞ〜!!
「勝つのは四季だよ!!絶対だもん!!」
ぼくがそういうと、しゃかどうおじさんがおもしろそうな目でぼくのことをみてきた。
「ほう。譲ちゃんはどうしてそう思うんだ?」
へっへーん!そんなの決まってるよ!
だって、だって四季は、
「だって四季は
ぼくのヒーローだもん!」
そう、四季はぼくにとってヒーローなんだ。だから、
「がんばれー!四季ー!!」
勝つのは四季だ!!
サイド:四季
「はあはあ、あはあはあ。」
「はあはあ、はあ、なかなかしぶといなお前。」
「あなたこそ。」
おれと百代さんは息を切らしながら笑いあう。
まったく、ここまでギリギリの闘いになるとは思わなかったぜ。
しかし、こ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ