暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1351話
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、やっぱりこうして見る限りだと、黙って立っている重心の僅かな移動とかを見ても、そこまで腕は立たないように見える。
 いや、基準をネギま世界にしているのから仕方ないのかもしれないが、どうしても主力が機動兵器になると、生身での戦いというのはそこまで追求されないんだよな。
 ともあれ、その警備員が扉を開く。
 俺に入れという事だろう。
 受付嬢はそのまま一礼して去って行く。
 俺に1人で入れって事か? いやまぁ、いいけど。
 取りあえずそのまま社長室の中に入ると、そこでは2人の男が待っていた。
 いや、1人は社長で間違いないだろう。
 だがもう1人の方は、鋭い視線を俺の方へと向けているのを見る限り、恐らく護衛か。
 俺が社長室の中に入って、数秒。やがてソファに座っていた社長が立ち上がる。
 年齢としては、40……いや、50代か?
 かなり太っており、そのせいで年齢を見分けにくくなっている。

「やぁやぁ、よく来て下さった。アカツキ会長からアクセル代表の話は聞いていましたが、こうして直接お会い出来るとは嬉しい限り。私はネルガルの社長を努めております、サワガサキ・シュンといいます」
「アクセル・アルマーだ」

 見掛けとは違い、随分と爽やかな名前だな。
 名は体を表すとか言うが、それとは正反対の方向に進んでいるような男だ。
 体重100kgは超えてるだろう男は、笑みを浮かべながら手を出してくる。
 ……その手を握り返し……こうして、俺とネルガル社長、サワガサキとの初の会談が意図せぬ感じで始まりそうになったのが……

「おおっと、社長。アクセルは僕を訪ねてきてくれたんだろう? なのに、横入りするのはよくないなぁ」

 扉が開き、アカツキが姿を現すのだった。
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