突破口
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の後ろに立つ女性は、すぐに兵に指示を出す。
「防衛線を張れ。アンダーキューブに重力場を展開」
「「はっ!!」」
「フロント・リア・サイドキューブは第一戦闘配置!!」
「「はっ!!」」
「トップキューブには近付かせるな!!」
彼らのギルドの中でも最重要拠点であるトップキューブ。そこに敵が来ることを避けるために動くキョウカ。彼女の指示に従い、冥府の門の兵たちはすぐさま動き出した。
ウェンディside
カナさんが異変に気付いてくれたおかげで爆発から逃れることができた私たち。今はシャルルたちが翼を広げ、レビィさんが計算で割り出してくれたマグノリア上空にある冥府の門の本拠地へと向かっています。
「うわぁ!!」
「何これ!?」
「体が勝手に〜!!」
「吸い寄せられて」
すると、突然シャルルたちがバランスを崩しながら四角い島に吸い寄せられていきます。でも、彼女たちに抱えられている私たちには、何がどうなっているのかよくわかりません。
「ぶつかるぅ!!あぎゅ!!」
「きゃっ!!」
「プギャッ!!」
「くっ!!」
ハッピー、シャルル、セシリーは体勢が悪くて壁に激突してしまったみたい。普段から戦いなどでそう言うことには慣れているリリーは、うまく着地して事なきを得ているようでした。
「これは・・・重力!!」
立ち上がって辺りを見回すみんな。彼らは頭が地上に向いているのに落ちずにいることから、重力が展開されて吸い寄せられたのだとすぐに把握していました。
「オイラたち、逆さまになってるの?」
「そんなことより、敵が出てきたわ!!」
「いっぱいいるよ〜!!」
シャルルたち目掛けて突撃してくる冥府の門の皆さん。すると、ハッピーたちの手元のカードが光出します。
「全員!!カードから解凍!!」
その光っていたカードはカナさんのカード。彼女は全員のカードを辺り一面に散らすと、元の人間の姿へと戻します。
「いくよ!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
カナさんの掛け声でこちらに向かってくる敵に向かって一斉に駆け出します。
「「「「「妖精の尻尾!!出陣!!」」」」」
ここにはシリルやナツさんたちが捕らえられている。皆さんを救出しないと。私たちは大好きな仲間たちを救出するため、大勢の敵との戦闘に入りました。
第三者side
ウェンディたちが冥府の門の兵隊たちと交戦をしている頃、シリルとミラが捕らえられ
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