06 分岐―あらたなであい―
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山道へ向かった。
オサ山道
山道に入り少しした所で唐突に上から声がした。
「待て!」
薄紫の変わった服を着た黒髪の女性が崖から降りてくる。
「……この中に、マナの神子はいるか?」
やや殺気のようなものを感じる。
警戒した方がいいだろうと思った時コレットがそれ私ですと言っていた。
「……覚悟!」
その瞬間女性は構え、コレットに向かって攻撃をしようと駆けて来るが、コレットはそれに驚いてこけ、近くのレバーを倒してしまう。
すると落とし穴が発動し、女性は落ちていった。
……不運な人だ。
コレットが幸運なだけか……?
どちらにしても少しかわいそうだ。
『クスクス』
?……何か笑い声が聞こえた気がする。
気のせいか?
とりあえず俺達は先に進む。
進んだ先、でっかい木の板が倒れてさっきの女性が息切れしながら出てきた。
「……ま、待て!」
「……すげー、追いついてきた」
ロイドが変なところで感心している。
コレットがよかった〜と女性に近づくと動くな!と制止されてしまう。
「……さっきは油断したが今度はそうはいかない……覚悟!」
式神というものを出して、死んでもらうよ!と言いながら突っ込んできた。
だが、2対6。
あっという間にこちらが勝利する。
女性は、次は必ず殺すと言い、煙を出して消えてしまった。
ロイドはなんで狙われてるんだ?と疑問を浮かべ、ジー二アスはディザイアンなのかもとか言うが、まあ色々な所に狙われているという事だとクラトスがまとめた。
ふと、再生の旅の事を思う。
なぜ、この世界はマナが枯渇し始めてるのか……なぜ、精霊は眠ってしまったのか。
昔はこんな世界ではなかったと思うのだが……
世界を再生すると言う神子、そしてその命を狙うもの……
世界が変わった事と関係があるのかもしれない。
漁港イズルード
色々とあり、ルインにいると言うアイフリードという人に手紙を届ける事になった。
その事で船を出してくれるマックスと言う男は泣いていたが……
海には巨大な魔物が出るそうだが、何もないことを祈る。
海の上
ジー二アスは船に乗るのが嬉しくて飛び跳ねたり、リフィルは青ざめてたりしたが船は普通に進んでいくが……
もう少しでパルマコスタに着くというのに船が揺れ始めた。
「な、なんだ!?」
ロイドが慌ててリフィルが倒れそうになる。
クラトスが海を見た。
「魔物だ!」
「ええこんな所で!船が沈んじゃうよ!」
海から魔物が頭を出している。
「なんかあの魔物、変だよ……とっても怖い」
コレットが魔物を見てそう言う
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