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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第523話】
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―。
「大丈夫。 美冬たちにお任せってね」
「うん。 電脳世界は初めてだけど、美春ちゃんも居るし、大丈夫かなって」
「うん、美春なら慣れて――むぐぐっ」
言いそうになる美春の口を塞ぐ美冬――そんな三人を見た他の面々は。
「さ、三人だけでいかせる訳には……」
「そ、そうですわ。 美冬さんたちも行くのならば、わたくしたちも参ります」
鈴音、セシリアがそう言い――。
「そうだよ。 僕達は友達だし、仲間だもん」
「そうだな。 ……私は未来に救われた、戦友が行くならば私も共にする」
シャルとラウラがそう続け、そして――。
「私も、ベストを尽くします……。 美冬にも、未来にも世話になったから……」
簪がそう続け、最後に篠ノ之が――。
「……私は、お前たち全員に酷いことをした。 ……仲間などと言えるたちばではないのは知っている。 だが、それでも共にしても良いのなら……私も、行きたい」
その言葉に、美冬と美春が一番驚きの表情を見せる中、未来は手を差し伸べる。
「……ずっと、その言葉を待ってたんだよ、篠ノ之さ――ううん、箒ちゃん」
「……!?」
差し伸べられた手と、未来の言葉に、気付かず瞳から涙がこぼれ落ちる篠ノ之。
勿論未来にも思うところはあるのだろう、だが……過去よりも未来――自分の名前の通り先を見たのだろう。
必死に涙を拭う篠ノ之は、その手を握り返す。
「これまでの篠ノ之さんとはさよなら。 ……これからは、新しい箒ちゃんが私たちの大切な仲間……そうでしょ、ヒルト?」
未来は俺に聞く――俺は小さく首を振り、言い直した。
「未来、仲間の前に――友達だ」
「……そうだね、友達……だね!」
意見が纏まったと判断したのか、織斑先生は手を叩く。
「よし! それでは電脳ダイブを始める為、各人はアクセスルームへ移動! 作戦を開始する!」
織斑先生の言葉を受け、俺と楯無さん以外の専用機持ちはオペレーションルームを出ると、織斑先生が告げる。
「有坂、更識、お前たち二人には別の任務を与える」
「何なりと」
「……緊急事態だし、自分に出来る範囲内なら」
俺と楯無さん二人が残されたのには何かしら理由があるはず――そう思い、聞くと。
「さっきの爆発音、あれは今回のハッキングとは違う勢力がやった行動だろう」
「違う勢力? つまり――」
「敵――、ですね」
俺の言葉に続き、楯無さんが告げた【敵】という言葉。
亡国機業――そう思ったのだが亡国機業ならISを投入するかもっと闇討ちみたい
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