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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第43話
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―いえ、私は”Z組の協力者”―――”クレア・リーヴェルト個人として”今も彼らの”協力者”として、戦い続けているパント卿達同様パント卿達と共に戦うだけです。」

クレア大尉は静かな表情で答えた後戦場に向かって走りだした。

「!―――中将閣下。今だけバレスタイン教官やライサンダー教官同様”トールズ士官学院の教官として”、”紅き翼”の加勢をする事をお許しください!お叱りや罰は後で幾らでも受けます!」

「待て、ナイトハルト!」

クレア大尉の行動を見て加勢する理由を思いついたナイトハルト少佐は鞘から剣を抜き、クレア大尉に続くようにクレイグ中将の制止の言葉を無視して戦場に向かって走りだした。

「ちゅ、中将閣下……我々はどうしますか………?」

「我らはこのまま待機だ。我らはあの二人と違って、”部外者”だからな。フフ、こういう時にまで柔軟性を身に着けるとは、これも二人が”Z組”やトールズ士官学院に関わった影響かもしれぬな……」

二人の行動を見て迷っている部下達に指示をしたクレイグ中将は苦笑しながら戦場へと向かうクレア大尉とナイトハルト少佐を見守っていた。



「オォォォォ――――ッ!!」

「ギャアアアアァァァア――――ッ!?」

「リィン君、もういいよ!トリスタ方面からの援軍は止まったよ!」

ヴァリマールが機甲兵を一刀両断して操縦者ごと真っ二つに斬ったその時カレイジャスからトワの声が聞こえ

「セイッ!―――後は私達に任せて貴方方は悲願を叶えなさい!」

ヴァリマールに続くように槍でアハツェンを破壊して操縦者達も殺害したリアンヌはヴァリマールに指示をした。

「はい……!―――ヴァリマール、カレイジャスに戻るぞ!」

「承知――――」

「お、おのれ……!逃がしてなるものか……!ガッ!?」

カレイジャスに戻ろうとするヴァリマールの行動を見たシュピーゲルの一体が銃口をヴァリマールに向けたがヴァリマールの背後から放たれた狙撃で頭が撃たれた事で怯み

「喰らえっ!!」

「ガアアアアアアアア―――――ッ!?」

ヴァリマールの背後から現れて跳躍して闘気を纏った剣で頭を一閃したナイトハルト少佐の攻撃を受け、ナイトハルト少佐の刃は装甲を貫いて操縦者にも届いて操縦者を絶命させた!



「ナイトハルト少佐!?それにクレア大尉も!まだ俺達は不利になっていないのにどうして加勢をしたんですか……!」

二人の登場に驚いたリィンは二人に問いかけたが

「―――勘違いするな。私は”士官学院の教官として”この戦いに参加したまでの事。自分は軍人だが、お前達の教官でもあるのだからこの戦いに参加する”義務”がある。」

「私はクレア・リーヴェルト個人として”Z組”の皆さんに力を貸し
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