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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜クロウの脱獄〜後篇
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の刃の部分で無数の斬撃を叩きこんで悪魔達を滅した!
「無事か、ガルシア!?」
ランディがガルシアに止めを刺そうとした悪魔達を滅するとロイド達が駆け付けてガルシアを守るかのようにガルシアの前でそれぞれの武器を構えた!
「お前ら…………」
「……どうやら間に合ったようですね。」
「キーアちゃん!ガルシアの治療をお願い!」
「うん……!ガルシア、今治すからね……!」
自分達の様子を呆けて見つめているガルシアの状態を見たティオは安堵の表情で呟き、エリィの指示に頷いたキーアは魔術でガルシアの治療を始め
「――――!」
「……感じる霊圧からして、”碧の大樹”に徘徊していた悪魔達とほぼ同等と言った所か。」
まだ残っている悪魔達の強さを感じ取ったワジは真剣な表情で呟いた。
「まずはガルシアを治療するキーアを守りながら悪魔達を殲滅する!」
「イエス・サー!」
そしてロイドの号令にノエルは頷き、仲間達と共にその場にいる悪魔達を殲滅した!
「………何とか殲滅できましたね。」
戦闘を終えたノエルは安堵の溜息を吐き
「クク、まさかこの俺がお前らに命を助けられる羽目になるとはな……俺もヤキが回ったもんだぜ。」
ガルシアは口元に笑みを浮かべてロイド達を見つめていた。
「随分と追い詰められていたみたいだが……一体何があってああなったんだ?」
「もしかして悪魔達にやられたのですか?」
「………………その前に一つ聞きたい事がある。ヨアヒムの野郎は本当に死んだのか?」
ランディとティオに尋ねられたガルシアは黙り込んだ後真剣な表情でロイド達を見つめて尋ねた。
「それは………………」
「…………―――確かにヨアヒム・ギュンターは”太陽の砦”で死んでいるし、彼と直接戦った俺達が彼が消滅する瞬間を見ていた。だけどヨアヒムは”亡霊”となってこの世に留まり続けているんだ。」
ガルシアの問いかけに対する答えにエリィが判断に迷っている中、ロイドは静かな表情で答えた。
「フン、そんなヨタ話、普通なら笑い飛ばす所だが悪魔が存在しているから亡霊がいてもおかしくないな。…………という事は俺は幻覚を見た訳じゃないという事だな。」
「そこで彼の名前が出て来るという事はやはり今回の騒動の元凶はヨアヒム・ギュンターなのかい?」
ロイドの答えを聞いたガルシアが納得している中、ワジが質問を続けた。
「ああ。で、俺があんな傷を負っていたのはあの忌々しいヤク―――”グノーシス”を使った野郎の仕業だ。」
「なっ!?ヨアヒム以外の人物が今回の騒動に関わっていたんですか!?」
「……ちなみに”グノーシス”を投与したその人物は
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