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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜クロウの脱獄〜後篇
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が”魔人化(デモナイズ)”しないようにクロウを気絶させる為に近づいたが

「俺は……今度こそ”約束”を絶対に守るんダァァァァァァァ―――――――ッ!!」

「な――――――」

何とクロウはオルディーネそっくりな魔人へと魔人化(デモナイズ)した!



「コレハ…………?」

「フフ、やはり君はヴァルド・ヴァレスと同じように”グノーシス”に秘められた”力”を最大限に引き出せるようだね!蒼い”グノーシス”でそれなのだから、紅いグノーシスや新型のグノーシスなら更に”力”を得るだろうね……!」

魔人化したクロウが自身に戸惑っているとヨアヒムが転移魔術でクロウの目の前に現れた。

「なっ!?テメェは……ヨアヒム!!何でテメェが生きていやがる!?」

「フフ、まだやり残したことがあるので、こうして現世に蘇ったのさ。――――それよりも君とこんな所で再会する事になるとは思わなかったよ!どうだい?僕達と一緒について来てくれるなら、君の可愛い部下達やマルコーニ会長の脱獄を手伝うよ?」

「ざけんじゃねぇ!俺達”ルバーチェ”を利用し、壊滅する事になった”元凶”の言う事を信じる訳ねぇし、テメェにだけは死んでも力を借りねぇ!」

ヨアヒムの誘いを聞いたガルシアは声をあげて否定した後怒りの表情で滞空しているヨアヒムを睨みつけた。

「やれやれ、嫌われたものだね。―――さてと興味深い実験データも取れた事だし、厄介な連中が来る前に僕達はそろそろ失礼させてもらうよ。」

「待ちやがれ―――――ッ!!」

ヨアヒムは転移魔術で魔人化したクロウと共にその場から消えた!

「……………………」

その様子を木の枝に止まって見守っていたグリアノスはどこかへと飛び立った。するとその時ガルシアの目の前にいくつもの魔法陣が現れ、魔法陣から悪魔達が次々と召喚された!



「―――――!」

召喚された悪魔の内の一体がガルシアに攻撃を叩き込んだ!

「グアッ!?」

クロウとの戦闘によるダメージが回復し切れていないガルシアは攻撃をまともに受けてしまい、地面に叩きつけられた!

「――――――」

そして悪魔達は手負いのガルシアに止めを刺す為にガルシアに近づいた。

「ここまで……か…………だが、”キリングベア”がただで死ぬと思ったら大間違いだぜ……!」

そして絶体絶命の状況に陥ったガルシアが覚悟を決めたその時!



「やれやれ……そんな殊勝な言葉を言うなんてらしくねぇぜ?」

「!」

何と聞き覚えのある青年の声が聞こえ、その瞬間怒涛の銃撃が悪魔達に叩きこまれ

「喰らえ―――ベルゼルガー!!」

「―――――!!??」

悪魔達に一気に詰め寄ったランディがブレードライフル
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