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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜クロウの脱獄〜中篇
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「「グアッ!?」」
ロイド達が行動を開始している頃、拘置所の出入り口まで来たクロウは襲い掛かって来た兵士達を一撃で気絶させた。
「チッ、せめて押収された俺の武器を取り戻したかったんだがな……」
「フフ、君の武器と戦術オーブメントはこれでいいのだろう?」
クロウが少しの間考え込んでいるとヨアヒムが現れ、クロウにダブルセイバーとARCUSを手渡した。
「…………ああ。一応礼を言っておくぜ。」
「礼ならこの拘置所を出た後にしたまえ。そうそう少々面倒な相手が待ち構えているから、気を付けたまえ。」
クロウに忠告したヨアヒムは再び転移魔術で消え
「チッ、だったら、手伝えっつーの。」
ヨアヒムが消えるとクロウは舌打ちをして拘置所から出た。そして拘置所から出るとガルシアが待ち構えていた!
「フン、まさかこんなクソガキが今回の騒動の原因とはな……」
「お前は確か…………―――ハッ、囚人にまで騒動の鎮圧を手伝わせるとか、クロスベルはよっぽど人手不足のようだな?」
自分を睨んで拳を構えているガルシアを見たクロウは嘲笑し
「………………テメェ。俺達”ルバーチェ”が破滅した原因のあの忌々しいヤクに手を出しやがったな?一体どこでそれを手に入れた?」
ガルシアはクロウの周囲を纏う瘴気や真紅の瞳を妖しく輝かせているクロウを見てクロウがかつての自分達のように”グノーシス”を投与した事を察した後、厳しい表情でクロウを睨みつけて問いかけた。
「……さあな。そんな事、俺を制圧した時に尋問や拷問で聞けばいいんじゃねぇのか?―――最も、出来立ての部署である”特務支援課”に敗北したお前如きじゃ俺を制圧できねぇだろうがな。」
「クックックッ……まさかこんなクソガキにまで舐められるとはな……”キリングベア”も落ちたもんだぜ。オォォォォォォ―――――ッ!!」
クロウの言葉を聞いて不敵な笑みを浮かべたガルシアは気功技――――絶倫功で全身に膨大な闘気を纏うと共に身体能力を上昇させた!
「クク、幾らあの忌々しいヤクをやっている奴とは言え、今回の騒動の原因のテメェを警察に突き出して俺達”ルバーチェ”の罪状が少しでも軽くする為にも、命までは取るつもりはねえ……だが、”キリングベア”を舐めたんだ……手足が折られる事は覚悟してもらうぜ!」
「ハッ、やれるものならやってみな!”鉄血”に尻尾を切られた三下が!」
そしてクロウはガルシアとの戦闘を開始した!
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