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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜鉄機隊〜
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ノーシス”だ!」
「へ。」
隊長の言葉を聞いたデュバリィは呆け
「”グノーシス”じゃと!?」
「まさかかの”教団”の!?クロスベル以外にもまだ”教団”の生き残りがいたのですか……!?」
ヴァンダイク学院長とベアトリクス教官はそれぞれ血相を変えた。そして隊長は瓶に入っていた液体を一気飲みした。
「不覚……!―――貴方達も下がりなさい!」
隊長の行動を見てすぐに何が起こるか理解したデュバリィは後ろに跳躍して隊長から距離を取り、ヴァンダイク学院長達に警告した。
「うっ!?クククク……湧いてきたぞ………力ガ―――――――ッ!!」
するとその瞬間隊長は異形の魔人へと変化した!
「う、うわぁぁぁぁぁぁっ!?」
「オ、オイオイ……俺達は悪夢でも見ているのか……?」
「あれが”グノーシス”による”
魔人化
(
デモナイズ
)
”とやらか……!」
「……凄まじい鬼気ですね……」
異形の魔人へと変化した隊長を見たハインリッヒ教頭は悲鳴を上げ、マカロフ教官は信じられない表情をし、ヴァンダイク学院長は厳しい表情をし、ベアトリクス教官は不安そうな表情をしていた。
「オオオオオオオオ――――――ッ!」
「フン、”グノーシス”の力に振り回されている愚か者がこの私に勝てると思っていたとは。この私を甘く見た事、後悔させてあげますわ!」
異形の魔人の攻撃を軽やかに回避したデュバリィは不愉快そうな表情で魔人を見つめた後剣を構え
「さあ、行きますわよ……!オォォォォォォ――――――ッ!!」
剣を一振りして自分の左右に自身の分け身を出現させ、分け身達と共に神速の速さで魔人に何度も斬撃を叩き込み、そして!
「プリズム……キャリバー―――――ッ!!」
止めに光を纏わせた剣を一閃して魔人の身体を真っ二つにした!すると魔人は再生する事なく絶命した!
「フン、おとといきやがれですわ!」
魔人の死体を蔑みの表情で見つめていたデュバリィは剣と盾を収めてヴァンダイク学院長達を見回した。
「全員、怪我はないようですわね。」
「……うむ。学院内での騒ぎもお主達の仕業か?」
「ええ。今頃私達の仲間が学院内に徘徊している貴族連合軍の兵士達を殲滅していますわ。それとトリスタ内にいる兵士達も殲滅しておきました。」
「せ、”殲滅”…………」
「って事はトリスタや士官学院内は兵士達の死体だらけという事かよ……」
「…………デュバリィ殿と仰いましたね。助けて貰った身でありながら、こんな事を聞くのは厚かましいと理解していますが、それでも聞かせてください。何故貴族連合軍の兵士達の命を奪ったのですか?貴女程の使い手ならば、命は奪わなくてもすんだのではない
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