2巻
《里》からやって来た元幼馴染とお目付け役
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ヒト化しているのもお初に見えるね、一週間後に決着を付けるならもう少し力を付けとけ。剣を抜くには雑魚過ぎて話にならん」
「あー・・・・もしかして僕も雑魚扱いなの?」
「だと言ったら?いくら斯波相手でも今の俺はお前を瞬殺出来る力を持っているぞ」
そう言って『死神の眼』を発動させたのか、高志と胡桃に斯波の三人は幻覚として自分の首と体が分離する事を見た。結界を張るにしても実力不足なのは変わらない、ならばハンデをくれてやると言うとハンデ無しでらしい。結界を張るにしても、適した場所はアイツら知らん様子だ。
「生憎と結界を張るにしても、僕らはこの街を全て把握していない。どこにするかは分からないけど、場所が決まり次第連絡するよ。君の実力としては僕も行きたいけどお目付け役だからね、こちらは柚希ちゃんと胡桃ちゃんと高志が相手をするよ」
「いいだろう、こちらは俺と深雪でいいぜ。澪と万理亜は今回斯波と一緒に見学しといてくれ、俺と深雪だけで充分だ」
「人数的には些かだけど、ハンデとしてなら三対二でもいいよ。・・・・そんじゃ、一週間後に」
そう言って斯波達は背を向けて去った後、結界を解除して元の場所へ戻ってきた。遠くにいた護衛者の蒼太と沙紀と合流後、俺らの家に帰るとすぐに迅へ電話した。一応今何してるか知りたいし、魔界にいるけど電話は通じるから大丈夫だけどな。
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