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我が剣は愛する者の為に
奪還
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粉塵のカーテンから跳び出して、抜刀して賊の首を刎ねる。
タイミングを合わせて星と太史慈も跳び出し、残りの賊を仕留める。
子供達は俺達の登場に怯えているようだ。
それを見た一刀が子供達に優しく話しかける。

「もう大丈夫だ。
 お父さんとお母さんの所に帰ろう。」

そう言うと子供達は俺達は自分達を助けに来てくれたのだと分かったらしい。
子供達はようやく親の所に帰れると分かり喜んでいる。

「一刀、すぐにこの場を離れるぞ。」

「皆、行くぞ。」

俺の言葉を聞いて頷き、子供達を先導しながら家を出る。
さっきの爆発音を聞いて二人の賊が様子を見に来た。
俺と太史慈は一撃で賊を仕留める。

「此処からは俺が引き受ける。
 お前達は子供達を。」

「了解しました。
 関忠さん、御武運を。」

「村に避難させ次第戻ってきます。」

「一刀。」

この場から立ち去ろうとする一刀に俺は話しかける。

「守れよ。
 天の御使いとしての初めての仕事だ。
 気合い入れろ。」

「言われなくても分かっている。
 縁の方こそ頼んだぞ。」

そう言って子供達を連れて行こうとする。
騒ぎを聞きつけて、賊達がやってくる。
人質が逃げ出している所を見て追いかけようとするが、それを俺が邪魔をする。
先頭に立っていた賊の一人を斬りつけて絶命させる。

「此処から先に行きたければ俺を倒してからにするんだな。」
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