第13話
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撃った。しかし敵は頑丈なのか、あまり効いている様子はなくそれぞれ、腕を振るってロイド達を攻撃した!
「クッ!?」
「っと!?」
最前線にいたロイドとランディはそれぞれ武器で防御したが、敵の攻撃の威力は凄まじく、攻撃を武器で受けた二人は吹っ飛ばされた!
「エニグマ駆動――――ソウルブラー!!」
「エニグマ並びにアークス駆動―――ダブルソウルブラー!!」
するとその時オーブメントの駆動を終えたティオとレンが一体の人形にアーツで集中攻撃して倒し
「エイミング・デバイス!!」
「さあ、行きますよ……!ファイアー!!」
エリィは可視レーザーによるサイティング攻撃で、ノエルはサブマシンガンによる一点集中攻撃によって残りの一体の人形を怯ませ
「おぉぉぉぉ………ゼロ・ブレイク!!」
「イグニス……ブレイク!!」
その隙に人形に近づいたロイドとランディは強烈な一撃を放つクラフトでダメージを与えて残りの一体の人形を倒した!
「な、何だ今のは………!?(”影の国”でもないのに、あんなものが現実世界に存在するなんて……!)」
「明らかに普通の魔獣とは違いましたね……かといって、人間が入ったわけでもないし。」
戦闘を終えたロイドは声を上げ、ノエルは溜息を吐いた後表情を厳しくし
「ま、ま、まさか………亡霊とか?」
エリィは不安そうな表情で身体を震わせながら呟いた。
「よくわかりませんが………導力仕掛けのカラクリでは無さそうですね。中世の魔導師が造ったというゴーレムみたいなものでしょうか?」
「おいおい……何でそんなものが動いてんだよ。ひょっとしてこれも”銀”の罠なんじゃねえのか?」
「………わからない。ただ、さっきティオが言った事は正しかったみたいだな。」
「そうね……戦っている時、今までにない感じがしたわ。時・空・幻―――上位三属性か。」
「うふふ、ちょっとしたミステリーツアーになりそうね♪」
ランディの推測に対して答えたロイドの言葉にエリィは頷き、レンは不敵な笑みを浮かべた。
「………どうやら放置していたのは完全に間違いだったみたいですね………―――行きましょう、皆さん。あたしとしても、この塔の中をちゃんと調べたくなってきました。」
「ああ……慎重に探索を開始しよう。」
その後ロイド達は時折遭遇するゴーレムらしき敵を撃退しながら広い空間やその周りにはさまざまな本が入った書棚が置いてある場所に到着した。
「ここは……」
「巨大な書棚に……あれは天球儀のようなものかしら?」
周囲を不思議そうな表情で見回したロイドとエリィが呟いたその時
「フフ………古の錬金術師どもが造っ
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