第13話
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え……どうやらこの場所は、少々、変わっているようです。」
「変わっている……?」
「どういう事だ?」
ティオの答えにランディと共に首を傾げたロイドだったが
「―――要するに”影の国”同様上位属性が働いているってことよ。」
「なんだって……!?それは本当なのか……!?」
レンの説明を聞くと血相を変えて声をあげた。
「ロイド……?」
「また”影の国”という言葉が出てきたけど……それと今の状況とどう関係あるんだ?」
「い、いや……えっと……そ、それよりもティオ。レンが言っていた事――――上位属性が働いているっていうのは本当なのか?」
不思議そうな表情で自分を見つめるランディとエリィに冷や汗をかいたロイドは話を逸らす為にティオに訊ねた。
「………ええ。地・水・火・風………4属性以外の上位属性が働いている気配を感じます。」
「えっと、それって……」
「導力魔法の属性のこと?」
ティオの説明にエリィが不思議そうな表情をしている中ノエルがティオに確認した。
「……はい。地・水・火・風のアーツが弱点という魔獣はいますよね……?ですが、上位属性である時・空・幻のアーツに関しては強力ですが弱点の魔獣はいない……その法則が歪んでいる感じです。」
「うーん……よくわからないけれど。要するに、アーツの効き方が他の場所とは違うという事でいいのかしら?」
「ええ、まあ。」
エリィの疑問にティオが頷いたその時何かの足音が聞こえて来た。
「この音は……」
「魔獣か………?」
足音に気付いたロイド達が振り向くと、なんとロイド達の身体と比べて倍以上の大きさを持つ機械人形達が近づいてきた。
「な……!?」
「こ、これは……!?」
「おいおい……こいつは何の冗談だ!?」
「うふふ、サプライズによる歓迎とはしゃれているわね。」
機械人形達を見たロイドやノエルは驚き、ランディは目を細めて声を上げ、レンは小悪魔な笑みを浮かべ
「話は後よ……来るわ!」
エリィの警告を合図にロイド達は戦闘を開始した!
「分析を開始します………4属性に対して耐性を持ち、弱点は時属性です!!」
戦闘開始早々ティオはクラフト―――アナライザーで敵を分析して、ロイド達に助言した。
「わかったわ!――――闇の衝撃よ!ダークフォース!!」
ティオの助言を聞いたレンは魔導杖にインストールされている時属性の特殊魔法――――ダークフォースを発動して人形たちにダメージを与え
「えいっ!!」
「そこっ!!」
レンの攻撃に追撃するかのようにノエルはサブマシンガンで、エリィは導力銃で敵を
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