一章
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「私は人を見る目はないけど、殺す力があるのはわかるよ」
……しょうがねぇな
警戒はしてても敵意はなし
背中見せても殺意もなし
話すことに偽りもなし、か
「……貸しだ。リオ」
俺は入国証を手渡した
「コレ、貸してやるから存分に飛んでこい。あれみたいな情けない飛空挺を見せんなよ」
リオは黙って受け取り、それを胸につける。ルーエンの名は、また俺のところに戻ってきた
「ありがとう。ひとつ、借り。必ず返すから」
赤い髪は美しく翻り、振り返ることなく走り去った。
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