そりゃあ発狂するわな
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「「♪♪♪♪」」
ここは冥府の門の本部地、冥界島。そのとある場所では、捉えられた三人の妖精たちが、あられもない姿にさせられていた。
「キョウカ姉さんとセイラ姉さん・・・楽しそう・・・」
仮面を被った女性と角が生えた女性たちが鼻歌をハミングしながらエルザとミラの服を脱がせているのを見て、ウサ耳のカチューシャをした少女は訝しげな顔をしていた。
「ふぅ、なかなか美しい人間だ」
「本当ですわね、キョウカ様」
一通りの作業を終えて一息つく二人の悪魔。彼女たちの前には、生まれたままの姿になっている緋色と銀髪の女性が寝かせられている。
「さて・・・では、ようやくメインディッシュだな」
「えぇ。楽しみですわ」
そう言った二人の瞳に映るのは、水色の髪をした見た目麗しい幼き少女。彼女を見た二人は、ゴクリッと生唾を飲み込む。
「では・・・早速」
「はい」
緊張しているのか、はたまた興奮する気持ちを抑えているのかわからないが、キョウカとセイラはゆっくりとシリルの服に手をかけていく。
「オオッ、綺麗な肌をしている」
次第に露になっていく太ももやお腹を撫で回しながら、ゆっくりと服を剥いでいく。
「む?」
「どうしました?キョウカ様」
シリルの体を覆い隠してくれるものが、とうとう下着だけになった時、キョウカはあることに気が付いた。
「なんでこいつ・・・男物の下着を履いているんだ?」
真っ黒なTシャツに同色のボクサーパンツを身に付けているシリル。だが、彼女が履いているそれは、先ほど脱がせたミラやエルザのそれからは大きくかけ離れている。
「知らないんですの?最近はこういう下着も出回っているんですわ」
「そうなのか?」
どこでそんな知識を手に入れたのだろうかと眉間にシワを寄せるキョウカだったが、気を取り直して着せられたTシャツを脱がせていく。
「まぁ、綺麗ですこと」
静かに寝息を立てながら、自分が何をされているのかもわからず眠っているシリルを見て、楽しそうに微笑むセイラ。そして彼女と同じように笑みを浮かべたキョウカ。二人は露になったシリルのまっ平らな胸を触りながら、さらに己の気持ちを高ぶらせていく。
「では、これで終わりだな」
そう言って残されたパンツに手をかけたキョウカとセイラ。だが、彼女たちはこの行動を後々後悔することになる。
「「・・・え?」」
すべての衣服を剥ぎ取った悪魔。その瞬間は達成感と気が付いた時の少女の恥ずかしがる姿に心を踊らせていたのだが、最後の脱がせた下半身に、ついていてはいけないものがあることに気付いた。
「これは・・・」
「そんな・・・」
赤らめていた頬が一瞬で色を引
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