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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第41話
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の頼みにレーヴェは眉を顰めながらも応じてデュバリィ達の頼み――――リウイとの面会を実行する為にリウイがいる部屋を訪れていた。
「執務中の所申し訳ございません。陛下、少々よろしいでしょうか?」
「―――入れ。」
「ハッ。失礼します。」
リウイの答えを聞いたレーヴェは部屋に入った。
「陛下、”神速”を始めとした”鉄機隊”の者達が陛下との面会を望んでおられますが……」
「何?一体何の用だ。」
予想外の人物達が自分との面会を望んでいる事を不思議に思ったリウイは眉を顰めて続きを促した。
「”神速”が陛下に嘆願したい事があるとの事です。」
「俺に嘆願したい事だと?……まさかとは思うが”結社”関連の事か?」
「いえ。”Z組”と決着をつける為に、その許可を陛下に頂きたいとの事です。」
「”Z組”と決着をつける為だと?………―――いいだろう。通せ。」
「御意。」
数分後、デュバリィ、エンネア、アイネスがリウイがいる部屋に通された。
「……本日はメンフィルに所属してまだ日の浅い私達との面会に応じて頂き、心から感謝致しますわ。」
「挨拶はいい。レオンハルトから”Z組”と決着をつける為に俺との面会を望んでいると聞いたが、一体何の為に”Z組”との決着を求める?」
「……それは――――」
そしてデュバリィはリウイの疑問に答えた。
「―――と言う訳です。どうか彼らとの決闘の許可をお願いしますわ……!」
事情を説明し終えたデュバリィはその場で頭を深く下げ
「デュバリィ…………―――陛下、我々からもお願いします……!」
「どうかデュバリィの願いを叶えてやってください……!」
デュバリィに続くようにアイネスとエンネアも頭を深く下げた。
「…………全員、頭をあげろ。一応確認しておくがシル―――いや、リアンヌはその件について承知しているのか?」
「いいえ、マスターには相談していませんし、相談するつもりもございませんわ。今回の件は”結社の鉄機隊”としての決闘なのですから。」
「なるほどな……”Z組”と直接剣を交えたデュバリィはともかく、”Z組”との面識すらないお前達は何故デュバリィと共に”Z組”との決着をつける戦いに挑む?」
デュバリィの話を聞いて少しの間考え込んだリウイはエンネアとアイネスに視線を向けて尋ねた。
「我々の”筆頭”であるデュバリィの決戦なのですから、我々はデュバリィの仲間として力を貸す事にしたのです。」
「後でマスターからお叱りや処罰を受ける事も、メンフィルからの処罰を受ける事も覚悟の上です。」
「ハア……奴の愛弟子だけあって、そういう所も奴に似ているな……」
アイネ
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