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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第38話
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たシュリ殿も助力しているのであろうな……」
「4人の強さを考えると残りの2人もそう大差のない腕利きなのは間違いないだろうな。」
サラ教官の問いかけに答えたシグルーンの話を聞いたフィーとラウラ、ユーシスはそれぞれ考え込み
「な――――光の陣営の神々……それもその中で最も勢力が大きく、しかもあの”メンフィルの守護神”と謳われているシルフィア様と同じ”
軍神
(
マーズテリア
)
”の”神格者”まで協力しているのですか!?」
「ソロモン72柱の一柱と言う事はヴァレフォルさんやアムドシアスさんと同じソロモンの”魔王”の一柱……!」
(”軍神”の方はロカだと思うけど、ソロモンの方は一体誰かしら?)
一方リィンは信じられない表情で声を上げ、エマは驚き、ヴァレフォルは不思議そうな表情をしていた。
「エステルさん達やセリカさん達どころか、あの”空の女神”まで協力しているなんて……どう考えても結果は決まったようなものじゃない……」
「アリサ君の言う通り”空の女神”がいる時点でどう考えても早期で勝利を収められるとしか思えないね。」
「”碧の大樹”の方は女神様達が何とかしてくれる事がわかっていたから、”六銃士”の人達は心置きなくカルバードに侵攻したんだろうね……」
「一体何故そんなにも多くの人達がクロスベルに力を貸しているんだろう……?」
アリサは表情を青褪めさせ、アンゼリカは疲れた表情で答え、トワは複雑そうな表情をし、ジョルジュは複雑そうな表情で考え込んだ。
「そう言えば……クロスベル帝国が建国されちゃったけど、クロスベル独立国に落ち延びていたクロウはどうなったんだろう……?」
「あ………」
そしてエリオットの疑問を聞いたトワが不安そうな表情で呆けた声を出したその時
「……その事だが。君達にとって非常に残念な知らせがある。」
パントが重々しい様子を纏ってリィン達を見回した。
「わ、私達にとって非常に残念な知らせって……!」
「も、もしかしてクロウさんの事ですか……!?」
パントの答えを聞いたアリサは信じられない表情をし、エマは不安そうな表情でパント達を見つめて問いかけた。
「はい。単刀直入に言いますとリィンさんと”C”の”約束”はもはや実現は不可能になってしまいました。」
「!!」
「リ、リィンとクロウの約束が実現が不可能になったって……!」
「……クロウはクロスベルに拘束されたのですか?」
シグルーンの答えを聞いたリィンは目を見開き、エリオットは不安そうな表情をし、ジョルジュは辛そうな表情でシグルーン達を見つめて尋ねた。
「ああ。先日のクロスベル解放作戦の際、”C”は”蒼の騎神”オルディーネを駆って”六銃士
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