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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜”白の神機”ヴァイスリッター〜
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が力を求むのならば、我に名を―――――



「……………………まさか………………」

頭に響く声を聞いて何かを察したエリゼは信じられない表情でアイオーンを見つめ

「…………――――力を貸して―――――”白の神機”――――ヴァイスリッター!!」

目を閉じて考え込んだ後その場で祈りを捧げながら叫んだ!



「エ、エリゼさん……?一体何を……」

エリゼの行動を見たロイドが仲間達と共に不思議そうな表情をしていたその時!

(オウ)―――――!!」

何とアイオーンから音声が聞こえて来た!

「ええっ!?」

「”神機”から声が……」

アイオーンの機械音を聞いたエリィは驚き、ティオは呆然とした。するとエリゼは結界に包みこまれ、アイオーンの中へと吸い込まれて行った!



「なああああああっ!?」

「ディーター大統領と同じ現象を……!」

「まさか……今度は貴女が操縦できるようになったのかしら?」

その様子を見ていたロイドとダドリーは信じられない表情で声を上げ、ルフィナは驚きの表情でアイオーンを見つめて尋ね

「―――はい、どうやらそのようです。不思議な事に頭の中に操縦方法が入って来ているお蔭で、この子を――――”ヴァイスリッター”を自分の手足のように動かせます……!」

”白騎士”を意味する名前を真なる主となったエリゼに授けられたアイオーン―――”白の神機ヴァイスリッター”からはエリゼの声が聞こえた後、ヴァイスリッターは格闘技の構えをした。



「ハハ、相変わらずとんでもねぇお嬢ちゃんだぜ!ってか、その構え……まさか”八葉一刀流”の無手の際の構えか?」

「ええ……―――”無の型”です。それよりもこの機体を使えば、エイドス様達が駆け付けて来るまでの時間稼ぎも可能かもしれません……!」

ランディの言葉に答えたエリゼはロイド達に助言した。

「ほ、本当ですか……!?」

エリゼの助言を聞いたエリィは明るい表情をし

「でしたら是非お願いします!俺達も全力でサポートします!ルフィナさんはワジやケビン神父達に事情の説明をしてから、サポートに入って下さい!」

「わかったわ!連絡が終わり次第すぐに戻って来るから気を付けて……!」

ロイドの指示に頷いたルフィナは戦場から一時離脱をした。



「……ギュランドロス、もしディーターを救う事ができれば……わかっているな?」

「ああ……さすがにその後であの野郎をぶっ殺すなんて俺達の”器”が小さいように見られるなんて事をしたら俺達の名に傷が付く事はわかっている。しゃあねぇ、奴に関しては生かした状態で責任を取らせるか。」

それぞれが戦闘態勢に入っている中ヴァイスはギュランドロスに視
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