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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第35話
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ンディは声を上げ、ティオは厳しい表情をした。



「…………………」

アリオスは何も語らず黙り込み

「クク………」

「うーん!盛り上がってきたねぇ!」

「ケッ……」

シグムントは好戦的な笑みを浮かべ、シャーリィは嬉しそうな表情で叫び、ヴァルドは舌打ちをした。その時エニグマの音が鳴り始め、音に気付いたヴァイスは通信を開始した。



「俺だ……ああ……ああ……わかった。全員タワー屋上に来てくれるように指示を出してくれ。そこで”最初の指示”をだす。………”赤の戦鬼”、”血染め”。貴様らにとっては絶望的な情報をこの場で教えてやろう。」

通信を終えたヴァイスは不敵な笑みを浮かべ

「ほう……?」

「なになに〜?」

シグムントとシャーリィは興味深そうな表情をした。



「―――俺達の仲間達や警備隊員達が既に市内の防衛に当たっていた”赤い星座”の猟兵達は一人残らず全て殲滅したそうだ。」

「何っ!?」

「ええっ!?」

「なっ!?」

不敵な笑みを浮かべて言ったヴァイスの話を聞いたシグムントやシャーリィ、ランディはそれぞれ驚きの表情で叫んだ。



「事実上貴様らが最後の”赤い星座”の猟兵になったようだな?」

「クク、これで”大陸最強”と謳われた”赤い星座”も終わりだなあ?」

ヴァイスとギュランドロスは不敵な笑みを浮かべ

「貴様ら……………!よくもガレスたちを…………!」

「そっか……………ガレスやみんなもザックス達のように逝っちゃったんだ…………」

シグムントは怒りの表情で呟き、シャーリィは静かな口調で呟き

「……………………」

「ランディ………」

複雑そうな表情で黙り込んでいるランディを見たロイドは複雑そうな表情をした。



「ど、どういう事だ……………君達は………私を裏切ったというのか!?」

「……大統領、申し訳ありません。しかし私は元々、貴方の計画に協力していたわけではありません。”先生”とマリアベル嬢の計画に協力していただけです。」

「”先生”………ま……まさか…………」

アリオスの説明を聞いたディーター大統領は呆けた後唇を噛みしめた。するとその時

「ああ―――――その通りだ。」

なんとイアンの顔が映った画面が現れた!



「…………ぁ…………………」

「……え……………」

「……う、嘘だろ……」

「イ、イアン先生……!?」

イアンの顔が映った画面を見たエリィやティオ、ランディは呆け、ダドリーは信じられない表情で声を上げ

「弁護士の方が何故……!」

(みんな……………)

エリゼは驚きの表情で声を上げ、キーアは心配そうな
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