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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第33話
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の号令に答えた。



「――――貴方も存分に暴れなさい、”パテル=マテル”!!」

更にレンが叫ぶと”パテル=マテル”が空から急降下着陸して腕を振るって人形兵器を数体纏めて破壊し

「ヒ、ヒィィィィィッ!?」

「あ、新手の”神機”だとっ!?」

”パテル=マテル”を見た国防軍の兵士達は混乱し始めた。



「全員、ここが気合いの入れ所だっ!」

「とっととこいつらを片付けるよっ!」

「クロスベル帝国軍、突撃開始っ!戦車及び機甲兵は人形兵器及び装甲車を優先的に狙いなさい!」

「”パテル=マテル”!これよりギュランドロス皇帝率いる”クロスベル帝国軍”の援護をする!なお、敵兵は戦闘不能程度にとどめ、人形兵器並びに装甲車は完全破壊しなさい!!」

そしてギュランドロス、パティルナ、ルイーネはそれぞれの武器を天へと掲げて号令をかけ、3人に続くようにレンは大鎌を天へと掲げて叫び



「イエス・サー(マム)!!」

「―――――――!!」

号令に答えた警備隊員達は他の警備隊員達が操縦する”アハツェン”の部隊や”パテル=マテル”と共に戦闘を開始した!



「調子に乗ってんじゃねぇぞ!」

するとその時上空から声が聞こえ

「!!パテル=マテル、パトリオットフィールド展開!!」

「――――!!」

「そらっ!!」

逸早く上空からの奇襲に気付いたレンの指示によってパテル=マテルが結界を展開した瞬間、上空から現れたオルディーネのダブルセイバーがパテル=マテルの結界に阻まれた。



「おお……っ!」

「”神機”が来たぞ………!これなら俺達にも勝ち目がある……!」

オルディーネの登場に国防軍は明るい表情をし

「あらあら、まさかまだクロスベルに残っているとは思わなかったわ♪」

ルイーネは微笑みながらオルディーネを見つめていた。



「馬鹿な……!新たな”神機”だと!?」

「クッ……!クロスベルは目の前だというのに……!」

「ビビるんじゃないよ!たかがデカブツ一体増えた所であたし達の勝利は揺るがない!あのデカブツはあたし達がぶっ壊してやるし、アンタ達はあの”赤い星座”を始めとした猟兵達相手に互角以上に戦った!協力すればアンタ達でも撃破は可能だ!安心して戦いなぁっ!!」

一方オルディーネの登場に狼狽えている警備隊にパティルナは檄を飛ばし

「パティルナ中尉……!」

「そうだ……俺達にはパティルナ中尉達がいるし、あの”赤い星座”にも勝ったんだ……!」

「今の俺達ならどんな強敵が来ても勝てる……!」

「オォォォォォォオオォォォ――――ッ!!」

パティルナの檄によって動揺していた警備隊は再び戦意を高
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